職場の悩み

職場の八方美人の特徴3つと嫌われる理由

職場の人間関係や個々人の人柄・性格に目を向けてみると、非常に様々な関係やタイプがいることがわかります。そしてそのなかには必ず「八方美人な人」というのも一定数いることがわかるでしょう。

そうした八方美人な人達は八方美人でいることにより、世の中を上手く渡り歩いてきた、あるいは渡り歩こうとしているのかもしれませんが、その裏には「職場で嫌われる」という代償が常につきまといます。

今回はそんな職場の八方美人の特徴や嫌われる理由についてお話したいと思います。職場の八方美人な方の分析やご自身が八方美人かどうかの判別にも役立ててみてください。

職場の八方美人はなぜ嫌われるのか?「自分を出さない」はずるいこと?

まず「職場の八方美人はなぜ嫌われるのか」ということについて考えてみたいと思いますが、その答えはなんと言っても「一貫性がないこと」に尽きるでしょう。

仕事をする上司・同僚・部下、それぞれに違った態度をしたり言動をしたり、傍から聞いているだけでもその様子が毎回違うことに気付くはずです。そうした八方美人ぶりを見ていると信頼感の欠如にも繋がりますし、一緒に働いていても気持ちが良いわけがありません。

また八方美人も度が過ぎると、「その人の本性が見えない」ことにも気付くはずです。一体どれが彼・彼女の本当の姿なのかが判別できず、周囲の側もコミュニケーションをとる上での不安を感じずにはいられません。端的に言えば「付き合いが面倒くさい」という気持ちに至ってしまうというわけです。

ただ、そうした自分を出さない八方美人な人達もそうすることによって自分を守りつつ、周囲の様子をうかがっているのかもしれません。これはある種自己防衛的なもので、八方美人のすべてをずるいと断じることはできないでしょう。

良い人間関係の基準が「正直」である人にとって「八方美人」は受け入れられない

人間関係を築く上で「正直であること」を良いことだと判断する人にとって、八方美人という存在・性質は受け入れられるものではないでしょう。

すでにお話した通り八方美人とされる人達は往々にして周囲に不信感を与えがちです。そうした不信感を許容できない人にとって八方美人な人達は許されるようなものではなく、気のおける存在にはなり得ません。結果、人間関係を上手に構築できないばかりか、どんどんと縁遠い人になっていくこともあるでしょう。

もちろん、距離を置くということは間違った判断ではなく、まだ賢明な方法といえるでしょう。そこから衝突をしたり、ギクシャクした人間関係がその周囲に波及させたりしてしまうことの方が問題です。

職場の八方美人の特徴3つ!八方美人が無意識にやってしまう嫌われることとは?

それでは実際に職場にいる八方美人な人達の特徴をご紹介していきます。これらの特徴を参考にしながら、皆さんの周囲にいる方々が八方美人かどうかの判別に役立ててください。

また、そうした八方美人な人達がついついやってしまう嫌われる行為についてもふれていきますので、何かお気付きになられるポイントがあれば幸いです。もちろん、皆さんの側もそうした八方美人な特徴を出さないこと、嫌われる行為をしないことにお気を付けくださいますよう、よろしくお願い致します。

誰にでも良いことを言う 目の前にいる相手に嫌われたくない気持ちが異常に強い

八方美人な人の代名詞として「誰にでも良いことを言う」、「ヨイショする」というものがあります。

もちろん、こうした行為をされて気分を害さないという人もいるのかもしれませんが、それはその人が八方美人に良いことを言われているという事実に気付いていないからでしょう。

無論、「八方美人であるからこそ自分に良いことを言っている」に気付いてしまえば、全く嬉しくなくなるはずですし、人を褒める・持ち上げるという言動はたまにやるからこそ効果がある行為です。やり過ぎても意味がありませんし、周囲の不信感を募らせるだけです。

しかし、こうした行為は八方美人な人自身にとっては、「相手に嫌われたくない」という気持ちに起因する場合があります。

もしかすると「過去に自分の発言で相手をひどく傷付けたor怒らせた」といった経験があるのかもしれません。そうした反省を活かした結果、「良いことを言うに越したことはない」という判断に至った可能性もあります。

もっともこうした裏事情のすべてを配慮してあげるのは難しいことですが、一度そうした八方美人な人達の気持ちに立ち返ってみる必要はあるのかもしれません。

自分の意見を言わない 本心を口にすることで嫌われるのではないかという思いが強い

「自分の意見を言わない」というのも八方美人な人の特徴です。

周囲からすれば自分の意見を言ってくれないことで本心が読めず、何をするにしてもやりづらさがあること否めません。しかし、八方美人な人からすれば「自分が本心を口にすることで嫌われるかもしれない」という不安があることも考えられるでしょう。

つまり、皮肉な話ではありますが、八方美人な人は自分の意見を言わないことで周囲に配慮しているというわけです。もっともそうした事情は周囲に察してもらえることが少なく、結果として嫌われることに繋がってしまうのですが。

これに関しては周囲が「何でも思ったことを言ってほしい」と歩み寄りを見せてあげることが大切かもしれません。それでも最初は「皆さんの判断に任せます」といった対応をされるかもしれませんが、継続していくことでその人の本当の気持ちも明らかになってくるでしょう。

みんなに好かれようとする 全員に好かれなければ、全員に嫌われるという思い込みが強い

八方美人はある種、「全員に好かれなければ全員に嫌われる」という思い込みが強く、「完璧主義者」的な要素も持ち合わせています。

八方美人な人は人間関係や人の感情に敏感一面を持ち合わせているため、「Aさんに嫌われればBさんに悪い噂が流れてBさんにも嫌われるかもしれない」、「AさんとBさんに好かれていても、Cさんに嫌われればその場の空気が悪くなる」という心配を巡らせているというわけです。

その結果、誰にでも好かれるように行動することをモットーとし、皮肉なことにその結果として「八方美人」と言われ嫌われてしまうのかもしれません。

ただ、本人としては好かれるように行動したという目的は達成しているため、自分が八方美人であることやそれによって嫌われつつあることには気付いていないのです。

八方美人は素の自分では求められる自信が持てない 自分の本心を隠すことで得る安心感

前述してきたように八方美人な方は周囲に配慮したいという気持ちが強く、ある意味周囲の人間関係に最も配慮しているタイプの人かもしれません。ただ、そうした裏事情に気付いてもらえることは少なく、どうしても嫌われてしまいがちに。同時に周囲からの信頼も得られにくく、集団のなかで最も周囲に配慮しているつもりがその集団で最も孤立した人間になっていることもあるでしょう。

しかし本人からすれば自分の行為を間違っている行為だとは思えず、むしろ自分の本心を隠せていることに安心感を得て、本当の自分への自信の無さも誤魔化せていることに満足しているのです。

何とも皮肉な話ではありますが、八方美人である側はこうした問題点に気付きにくいので、周囲がそれに歩み寄り自分の本心を言っても問題がないことを伝えてあげる必要があるのかもしれません。

まとめ

八方美人な人達の特徴には「誰にでも良いことを言う」、「自分の意見を言わない」、「皆に好かれようとする」というものがあります。こうした特徴を見ていると、周囲の人達はどうしても不信感を感じずにはいられず、人間関係の構築に置いても障害となる可能性が高くなるでしょう。

ただ、八方美人な人達がこうした言動をする背景には、「周囲に嫌われたくない」、「自分への自信の無さを隠せている」ことに対するこだわりが強いことが影響しています。つまり、八方美人とされる人達は無闇矢鱈にそのように人と接しているのではなく、ある意味誰よりも人間関係に敏感で繊細な性格であるともとれるのかもしれません。

誤解されることが多いタイプの人達ではありますが、周囲がそうした事情をある程度は理解し歩み寄ってあげることが、より良い人間関係を作る上で大切になってくるでしょう。

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