人より少ない仕事量で給料を得ている社内ニート。あなたはどのように感じますか?
「仕事がないのは本人な能力不足」
「仕事を与えられないなんてかわいそう」
「働かずに給料をもらえるのはうらやましい」
など、捉える人によってさまざまな意見があると思います。仕事をせずに給料を得られるということで、人によっては「社内ニートは勝ち組だ」と捉える人もいるようです。
ただ、仕事をせずに毎日を過ごすのは、本当に勝ち組と言えることなのでしょうか?この記事では、社内ニートの捉え方や特徴について紹介していきます。
もくじ
社内ニートだけど居心地よく勝ち組に見える人もいる
社内ニートになっている人は、本人に原因があるケースがほとんどです。過去に大きなミスを起こしたり、自分から仕事をみつける姿勢を見せなかったりすれば、周囲から仕事を受ける機会は減っていくでしょう。
ただ、なかには本当に仕事がなく、うまく立ち回っている人もいるのだとか。周囲からバレることがなければ、少ない仕事量で給料を得られるでしょう。
一方で社内ニートは、周囲から白い目で見られることもあります。また、白い目で見られるだけでなく、嫌がらせや暴言を受けるケースもあるようです。
周囲の目が気になる人であれば、その対応に耐え続けなければなりません。しかし、人の目が気にならないのなら、仕事をせずに給料をもらえる”勝ち組”といえるでしょう。
人より働かずに給料を得ていることについては、人によっては“勝ち組”と捉える方もいるのではないでしょうか?
勝ち組ニートが毎日会社でやっている3つのこととは?
人によっては、“勝ち組”にも見える社内ニート。ほとんど仕事をすることなく、人並みの給料を得ているようです。
ただ、いくら仕事がないといっても、机にただ座っているだけでは周囲から反感を買ってしまいます。ですから、業務時間内は職場で何かしらのことをする必要があります。
このとき、社内ニートの人々は何をしているのでしょうか?どうやら、大半の人は仕事をしているフリや個人的な時間つぶしをしているようです。ここからは、社内ニートが会社ですることを“3つ”紹介していきます。
仕事をやっているアピール・実は意味のない作業
社内ニートは、たとえ仕事がなくても「自分は仕事をしているんだ」と周囲にアピールしなければいけません。ですから、ほとんどの人が、何かしらの“仕事をやっているアピール”をしているようです。
たとえば、意味なく社内書類を開いてみたり過去のメールを読み漁ってみたり…など、仕事をしている風の作業をすることがほとんど。なかには、仕事しているフリをして、個人的なやることを済ませる人もいるのだとか。
もちろん、仕事上で意味のある作業はほとんどありません。上司から指示をされた仕事でもなければ、何か成果を出すために作業をしているわけでもありません。
人によっては、適度に席を立ったり身体を動かしたりと、バレないような工夫をしているようです。
ネットサーフィン・ただの時間つぶしをしている
社内ニートのなかには、仕事中にネットサーフィンをしている人もいるのだとか。まさにサボりと言われても仕方がないことですが、実際にしている人も少なくありません。
近年、インターネット上には多くのコンテンツがあり、時間つぶしに困ることはないでしょう。「ネットを見ていてバレないのか?」と感じるでしょうが、周囲から黙認されているケースがほとんどのようです。
なかには、バレないため方法(専用アプリやスマートフォンの使用)を確立している人もいるのだとか。
ただ、周囲からバレないようにしていても、会社のパソコンには注意が必要です。会社によっては、パソコンの閲覧履歴を管理している会社もあるようなので、ネットサーフィンをするときには細心の注意を払うべきでしょう。
雑用をする・掃除や机の整理整頓などに時間をかける
ひとつの仕事に対して、人より多くの時間を使うのも社内ニートの特徴でしょう。決められた業務時間を消費するために、自分がやるべき仕事にできる限りの時間を使おうとします。
自分の仕事に多くの時間を使うことで、忙しさを演出し、仕事しているアピールをするのです。そうすれば、周囲も「アイツは仕事をしている」と感じますし、追加で仕事を頼みづらくなるでしょう。
また、社内ニートは掃除や机の整理整頓などに時間をかける傾向があるようです。やることが少ないため、普通の人なら忙しくて手が回らない部分に着手しようとします。
社内ニートは、「できる限り労力を使うことなく、決められた業務時間をどうやって消費するか?」ということが基本的な考えとなるのでしょう。
勝ち組ニートのままでいいのか?スキルアップして転職のすすめ
人によっては、”勝ち組”のように見える社内ニート。仕事をする必要がないため、最初のころは本当に楽と感じるでしょう。しかし、本当に社内ニートのままでいいのでしょうか?
会社に雇われているうちはいいですが、リストラにあったら?倒産したら?と考えると、リスクがあるのも事実です。ただただ現状に甘えていれば、個人のスキルアップも期待できないので”転職”も厳しくなるでしょう。
もし、あなたが社内ニートのような状態であれば、空いている時間を有効活用して現状を打開するべきです。自身のスキルアップや、仕事の意欲を向上させる取り組みに時間を費やしてはいかがでしょうか?
やりがいのある仕事に転職して攻めの人生を送る
あなたが社内ニートのような状態であれば、現状を打開するための行動に出るべきです。このままでは、会社と心中することになります。仕事に対するやりがいを高め、社内ニート状態から脱出しましょう。
しかし、なかには「いまの仕事にやりがいを感じるのはむずかしい」という人もいるでしょう。その場合は、”転職”を考えるのもひとつの手です。
”転職”というと、かなりハードルが高く感じると思います。しかし、現代では転職は当たり前になりつつありますし、なにより、いまのあなたには多くの時間があるはずです。この時間を活かさない手はありません。
「社内ニートの転職が最短で実現する4ステップ!不安ポイントも解決!」の記事では転職すべきかどうかの判断基準やその準備、方法を紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
これを機に、自分自身としっかり向き合ってみましょう。自分と向き合うことで、何がやりたくて何がやりたくないのかを理解できるはずです。
まとめ
実際に、社内ニートで”勝ち組”のような生活を送っている人はいます。仕事をせずに給料をもらっているため、うらやましく感じる部分もあるでしょう。
しかし、”仕事のやりがい”という点においては、真の勝ち組とはいえません。それに、会社に所属しているとはいえ、いつ解雇されるかもわからない状態。会社でリストラが行われれば、間違いなく候補としてあなたの名前が挙がるでしょう。
これからは、個人のスキルがモノを言う時代です。会社の待遇に依存したままでは、将来の安定は保証できません。
いまの会社のなかで社内ニート状態から脱却できないのであれば、あなた自身のスキルアップのためにも”転職”を考えてみてはいかがでしょうか?