コンサルへの転職をお考えですか?
いざ転職するぞ!となっても「長く続けられるか心配」「せっかく転職するのだから失敗したくない」、誰もがそう思うのではないでしょうか?
この記事では、そんなコンサル転職を考えている方のために【コンサルへの転職で失敗しないための方法】についてご紹介しています。
また、失敗する人の特徴についても触れています。ぜひこの記事を参考に、コンサル転職を成功させましょう。
もくじ
コンサルに転職して成果が出せずに辞める人多数!
“新卒至上主義”こんな言葉を聞いたことがありますか?
四半世紀以上に渡って日本社会では、良い大学に進学し、良い会社に入社することが、「王道の成功例」「勝ち組」だと考えられてきました。
しかし、そんな「定説」が一般的になっている現在では、良い会社に勤めるだけでは物足りず、コンサルに転職して、さらなる高みを目指したい!と、考えている人も少なくはありません。
確かに、コンサルに転職すれば今よりやりがいのある仕事ができ、給料も今より多くもらえるかもしれません。ですが実際のところ、コンサル業界の実情は非常に厳しいもので、すぐに成果が出せないと続けることが難しく、3ヶ月〜1年程度で辞めてしまう人が多いのが現状です。
そんなコンサル業界への転職で失敗しないために、
【コンサルへの転職で失敗する人の5つの特徴】
【コンサルへの転職で失敗しないために意識すること】
の2つのポイントでご紹介します。
コンサルへの転職で失敗する人の5つの特徴とは?
まず、コンサルへの転職で失敗しないためには、自分が転職したいと考えている会社や企業の細かい業務内容・事業概要を、事前にしっかりと把握しておくことが必要です。
転職してしまってから事業内容が自分に合っていないことに気付いてしまったら、その後のモチベーションを保つのは至難の技です。
さらに、事業内容を前もって把握しておくことで、求められる能力を予測し、コンサル業界が必要とする実績や能力をつけておくことができます。
すると、転職先に早く馴染むことができるほか、実績を上げることにより集中できる環境になることは間違いありません。そのためには、事前にしっかりと転職先の情報収拾を行いましょう。
以下では、コンサルに転職を考えている人たちにぜひ知っておいて欲しい、
「コンサルへの転職で失敗する人の5つの特徴」をご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
アイデアに乏しい・決められたこと以外できない
コンサルは豊かな発想力が必要不可欠です。
問題を発見し、解決する力が求められるコンサルの仕事は、答えがなかなか見つからなくてもクライアントのため、前向きに解決策を考えていかなければなりません。
その場に適応した、決められていないことも積極的に行っていく力が求められてくるので、環境に適応でいない人は失敗する確率が高いと言えます。
能力的についていけない・論理的思考力に乏しい
コンサルは常に“人”と関わる仕事なので、コミュニケーション能力が必要になってきます。クライアントとの間だけでなく、プロジェクトのメンバー同士でも良い関係を築いていかなければ、スムーズに仕事を遂行することができません。
さらに、倫理的思考力はコミュニケーション能力と同様、コンサルをするに当たって必要な能力です。
倫理的思考力とは、人に何か説明する時に、いかに論理的に説得力のある説明ができるか、問題を客観的に見て、理解し、説明できるかの能力です。
この能力が長けているかどうかで、「コンサル業で成功するかどうか決まる」と言っても過言ではありません。
それだけ重要な能力と言えるのが倫理的思考能力ということ。そのため、この能力が欠けていてはコンサル業で成功することは難しいでしょう。
成果がなかなか上がらずに自信を失う・結果が大事な世界
コンサルで一番求められるもの。それは“結果”です。結果を出せなければ、クライアントやプロジェクトのメンバーからの信頼は得られません。そのため、仕事をするに当たって結果や実績を出すことに追われてしまい、なかなか思ったように仕事ができず、逆に結果がついて来ないという負の連鎖に陥ってしまうことが多々あります。そして自信を失ってしまい、辞めてしまうといったパターンが多く見られます。
情熱が足らない・なんとなくでは務まらない仕事
コンサルはクライアントの未来を左右するかもしれない、責任重大な仕事です。
そのため、「なんとなく」や、「まぁいっか」などの中途半端では務まりません。クライアントの要望に応えるため、プロジェクトを成功させるために、情熱を持った仕事することが必要となってきます。
コンサルへの転職で失敗しないために意識することは?
先ほどからも述べているように、コンサルはいかにクライアントの要望に応えられるか、いかにクライアントを満足させられるか、ということが求められる仕事です。
そのためには、倫理的思考力やコミュニケーション能力など、必要な能力を常日頃から磨いていくことが必要です。
このような能力を磨くには、日常的に人と積極的に話すことが必要不可欠。会話をする中で、人に物事を説明するときの自分の話し方や悪い癖を見直して行くことがポイントとなってきます。
「なぜこうなるのか?」「なぜこうなったのか?」など、「なぜ?」を大切にした、説得力のある話し方を意識してみると良いでしょう。
そうすることで自然と倫理的思考力は身につき、一貫して筋の通った説得力のある考え方が身に着くというものです。
豊かな発想力を持てるように情報収集や勉強を怠らない
豊かな発想力やアイデア力を鍛えるためには、日々さまざまな場面で情報収集を行っていくことが得策です。日々の出来事や、ニュースに今まで以上に敏感に反応していきましょう。
例えば、経済的なニュースはもちろん、自分が今まであまり興味のなかったジャンルのニュースなども勉強してみると面白いかもしれません。
さらに、自分のあまり知らない世界のニュースを知ることで、ボキャブラリーの増加に繋がり、さまざまな角度からのアプローチができるようになります。
このように、日常的に情報収集や勉強を行うことで、自分のスキルアップにつなげていきましょう。
かなり根気が必要となってきますが、日々の努力は裏切りません。きっと、豊かな発想力を身につけていくことでクライアントの満足度は上がり、結果へと繋がります。
論理的思考力を鍛えてコンサルとしての分析力を高める
何度もお伝えしていますが、コンサルはいかにクライアントを満足させるかが大切な仕事です。
今起きている問題をあらゆる角度から分析し、倫理的思考力を駆使しながら、クライアントに伝え、問題を解決していかなければなりません。
倫理的思考力を鍛えるには、常日頃、些細なことの変化に疑問を持つことが大切です。
大人になるにつれて、固定観念に捉われやすくなり、「当たり前のことは当たり前だ」と終わらせてしまう傾向にあります。
そんな固定観念を一度捨ててみましょう。すると、さまざまな物事に「なぜ?」と、問いかけることができるようになります。
そうすることで、クライアントから問題解決の依頼が来た際に、「なぜこの問題が起きたのか?」といったような考え方ができ、スムーズに問題の解決へと導いていくことができるのです。
倫理的思考力は、すぐに身につくことのできる能力ではありません。しかし、コンサルをするに当たって一番重要な能力ということです。倫理的思考力を身につけるため、日頃からの努力が必要不可欠となってきます。
まとめ
今回の記事では、コンサルに転職する人たちの現状に触れながら、
【コンサルへの転職で失敗する人の5つの特徴】
【コンサルへの転職で失敗しないために意識すること】
についてご紹介しました。
コンサルは「倫理的思考力」や「コミュニケーション能力」などの高度な能力が必要であり、結果を出すことを常に求められる非常に厳しい世界の仕事です。
しかし、その分やりがいのある仕事です。結果はすぐには出ないかもしれませんが、根気強く日々の情報収集や勉強を怠らず自身のスキルアップを行うことで、きっと結果はついてくるはずです。
プロ意識を持って、常に結果にこだわり、ストイックな仕事をしていきましょう。
この記事を読んで、少しでもコンサルの現状を知って、コンサルに転職し成功する手助けになれれば幸いです。