働く女性が活躍する現代、せっかく働くならキャリアウーマンになってバリバリ働きたい!と考えていませんか?
まだ年齢的にもどんどん挑戦できる今、のんびり過ごしていると出世できずに万年平社員になっていた…なんて避けたいですよね。
そこでここでは、キャリアウーマンとしてバリバリ働ける職種を紹介します。
もくじ
キャリアウーマンの年収が知りたい!金融系専門職は600万超え
一部の業種では、まだまだ男性社会が色濃く残っているものの、女性の社会進出が当たり前になってきた今日、年収の性差は年々狭まっていて、女性でも高収入を稼ぐ人が多くなってきています。
自分の持っているスキルや資格を活かして、ばりばり働くのがキャリアウーマンですが、その働きぶりにともなって、収入も高いことも大きな特徴です。
女性の平均年収が380万円であるのに対して、すべての職種の中で最も平均年収が高いコンサルティングファーム(金融系専門職)では、年収600万円を超えます。
次点で年収が高いのは企画・管理系で約520万円、そしてIT系の専門職でも約460万円となっています。
これらを見ると、やはり専門職ほど女性でも年収が高いことがわかります。一方で事務職や、販売職などのように、専門性の高くない仕事ほど年収は高いとはいえません。
そのため、キャリアウーマンとしてバリバリ働いて、なおかつ高収入を得るためには、上記のような専門職として活躍するのが近道です。
キャリアウーマンがバリバリ活躍する7つの職種とは?
では、キャリアウーマンとしてバリバリ仕事をして活躍でき、なおかつ上記のような高収入を実現できる仕事とは、どんな仕事なのでしょうか。
実は、その仕事に就いたとしても、それだけでキャリアウーマンになれるわけではありません。キャリアウーマンというからには、はやりスキルアップを志し、勤続年数とともにスキルと年収が上昇していく必要があります。
以下に紹介するのは、キャリアを重ねるとともに高収入が期待できる仕事です。
経営コンサルタント・テーマに沿ったプロジェクト業務
経営コンサルタントとは、企業や組織の経営についてコンサルティングを行うもので、クライアントの問題を洗い出し、その解決策を提示することが主な仕事です。
企業の顧問となって経営をサポートしていく場合は、クライアント企業・組織の従業員および構成員に対してセミナーを開催して社員研修を行うこともあります。
経営コンサルタントが高収入なのは、このような経営に関するコンサルティング業務の成果を受けてクライアントが業績を伸ばすことによって、成功報酬として成果給が入ることがあるからです。
また、コンサルティングに関する知識や経験、実績を積むことによってスキルアップもできるため、収入はコンサルティング業務の実績に比例するように上がっていくことも特徴です。
企画・マーケティング・トレンドとアイデアで勝負!
主に広告代理店や商社における企画・マーケティングの仕事もキャリアウーマンへの近道です。商品やイベントなどの企画系はアイディアと新奇性が勝負のポイントになるため、そのアイディア等を得るためのマーケティングも併せて高収入になります。
企画系はクライアントに対してプレゼンテーションを行い、クライアントのニーズにこたえるのが仕事です。その業界に関する専門知識や、マーケティングによるニーズの把握など、専門性プラスバイタリティのある性格が求められます。
投資銀行業務・実力主義の世界!高収入が魅力
投資銀行とひとくちにいっても、外資系ならゴールドマン・サックスやモルガンスタンレーを思い浮かべる人が多いでしょう。
日本でも野村証券、大和証券などの証券会社や、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行などの都市銀行、さらには日本M&Aセンターなどが投資銀行として挙げられます。
業務内容は債券市場や株式市場での資金調達、企業の合併や買収や事業譲渡(M&A)を仲介することがメインとなっています。
現在では上記に加えて企業等へのアドバイザリー業務、および企業・組織等の事業再生支援業務など、投資銀行も差別化と生き残りをかけて業務内容を拡大しています。
幅広い業務の中で、いかに個人の実績を残すかがキャリアアップの決め手となるため、年齢や性別は関係なく、厳しい実力主義の企業が多いのです。
ファンドマネージャー・資産運用のスペシャリスト
他者・他社のお金を動かす仕事ほど年収もキャリアも上がっていくものです。ファンドマネージャーもそのうちのひとつであり、金融資産を運用することがメインの業務となります。
経済に関する知識があっても、世の中の風向きを読む力がなければキャリアを積むのが難しいのもこの仕事の特徴です。
企業情報だけではなく、日本および世界中の国際情勢に関する知識が求められます。どの国でどんな紛争があったのか、どの国が経済情勢が悪化しているのかなど、毎日どころか毎時間、情報を更新していく力も求められます。
そして何よりも資産運用を任せている顧客の信頼を得るためにも、知識を土壌としたバイタリティのある行動力が求められます。
会計専門職・高度な知識が必要!女性が活躍する世界
会計専門職の中でもキャリアウーマンになる可能性が高いのは公認会計士です。基本的にデスクーワークの多い会計専門職は、女性が活躍しやすい仕事でもあります。
売り上げや利益の管理を行う管理会計と、主に決算などの企業の情報を社外に発信するためにまとめる財務会計がメインの業務となります。
日々の会計業務もさることながら、期末決算という大舞台に向けての怒涛の会計処理業務は、専門的な知識と会計の実務経験・実績が求められます。
それだけに、会計専門職はキャリアを積みやすく、高収入にもつながるのです。
IT・プロジェクトマネージャー・成長し続ける業界
まだまだ発展の可能性を残しているのがIT業界です。この業界の中でも成果物である建造物やITを利用した新しいシステムやサービスを期日までに作成することをまとめ上げるのがプロジェクトマネージャーです。
マネージャーというからには複数人のプロジェクトメンバーのマネジメントを行いながら、成果物をより早いスピードで、求められている以上のものに仕上げる必要があります。
このプロジェクトが成功すれば、わかりやすくキャリアを積んでいくことができるとともに、出世コースにも乗ることができ、高収入も実現できます。
医薬品メーカーの営業・高いセールス能力が必要とされる
営業職は、どの業界でもインセンティブの割合の高いところは、女性でもその頑張りに応じて収入もキャリアも積んでいけるものです。
その営業職の中でも、特に医薬品メーカーの営業は「MR」とも呼ばれており、各病院やクリニック、その他医療機関を営業先としてまわり、医薬品の説明と販促を行います。
主に医師に対して医薬品のセールスを行うため、医学についてはMRよりも高く深い知識を持つ医師を説得できるような高いセールス能力が求められます。
医薬品の説明をする上で、医学用語ももちろん必要ですが、これは未経験でも研修を積むことによって対応可能です。
メーカーによってノルマはさまざまですが、1日にまわる病院の数を決められているところもあり、また営業先が幅広いため、宿泊をともなう出張も多いのも特徴です。
ただし、営業成績に応じて入るインセンティブは、他の業種よりもはるかに高いため、苦労に応じた収入とキャリアを得ることができます。
キャリアウーマンの結婚や出産事情・卵子凍結する人が多い
キャリアウーマンとして活躍すれば、男性と肩を並べて、それどころか女性で管理職になることも夢ではありません。でも、それが実現してしまえば、そのキャリアを維持するためにプライベートが犠牲になるケースも多いものです。
キャリアを求めるがために婚期が遅れてしまい、気が付いたらまわりの友だちはみんな結婚して子どももいる…という状況になりやすく、それを承知の上で仕事を優先する女性もいます。そのような場合、卵子凍結を行ったり、精子バンクを利用するという方法を選択して、仕事を続ける女性もいます。
仕事を優先しなければキャリアウーマンとして活躍し続けることが難しいため、上記のような手段で出産の可能性を残している女性が増えているのです。
まとめ
キャリアウーマンに憧れている女性は、ぼんやりとした目標ではなく、大きな目標と、それを実現するための強い意志を持って進まなくてはいけません。
そのためには、人生プランを見直し、どの年齢でどんな仕事を達成して、プライベートではどの年齢で結婚して、出産するのかについて、あらかじめ考えておく必要があります。
まだ20代の場合は、今後の人生の中で、時期によって自分が最優先したいものを明確にしておくことで、キャリアとプライベートを両立させることができます。