職場の悩み

お金の不安の解消法3つ!これができればお金の不安との別れは近い?

テレビのニュースを見ていて「お金の不安」を感じずにはいられない日はありませんよね?事件のほとんどはお金絡みで、人間関係のもつれなどもお金が原因となっていることが多いものです。

でも、生きていくためには「お金」というものと向き合っていかなければなりません。今回は「お金の不安」についてのお話です。

毎日、お財布から出ていくお金を見ていると「この先どうなるんだろう」と不安になってしまう…そんな人にぜひ知っておいて欲しい3つのこと、お話します。

もくじ

「貯金があれば」では安心できない!蓄えがあってもお金の不安は感じるもの

人によっては子供の頃から「貯金をしなさい」と周囲に言われ続けて来た人も多いのではないでしょうか?お年玉を使わずに貯金すれば褒められ、お金を貯める意識を持つだけで「しっかりしている」と期待された人は少なくありませんよね。

実はこの子供の頃からの記憶が「お金の不安」に結びつきやすいと言われています。「貯金がなければ不安」「蓄えていなければ生きていけない」と考える原因となりやすいのです。

確かに、お金を貯めていれば安心感を得ることができるかもしれません。でも、人生は何が起きるか本当にわからないものです。「何かあった時にこれでは足りないのではないか」と考えると、いくら蓄えがあっても不安は尽きません。つまり、お金はあってもなくても「不安」なのです。

お金の不安はどうして消えないのか?このままでは一生お金の不安を持つことに?

しかし、だからと言って「お金を持たなくて良い」ということではありませんよね。生活をしたり、最低限の楽しみを続けるためにもお金は必要です。だから人は働き続けます。

辛い毎日を必死で頑張ってお給料を得る、でも不安は消えない。この永遠に続くサイクルが「お金の不安」を持たせ続けるのです。「不安」という感情は怖いものですよね。

たとえば「怖い」という感情であれば、怖いという感情以上に成長することはありません。でも「不安」は成長します。不安が怖いになったり、不安が寂しいになったり、自分の感情がどう成長するのかがわからないから「不安」がイヤなんです。

お金の不安はお金のことを知ることが先決!「知らない」ということは不安の根源

そもそも「お金」というのは得体の知れないものではありませんか?価値は誰にでも平等、でも同じことをしても誰もが同じだけもらえるとは限りません。使うことについても同じです。

同じものなのに店が違うだけで値段が変わることもあります。もっと遡って考えると、お金は作られているものです。造幣局に行けば、加工食品を作るのと同じように機械で作られています。

無ければ作ればいい、でもそれができない、無いのに作ることができる、作ることができるのに無い、まるでなぞなぞですよね。

この得体の知れない「お金」に振り回されないためには、お金のことを「知る」ということが最短ルートでの解決方法です。友人の中に愛想が悪い人が居ても、その人が「元々彼は愛想を振りまく人ではない」と知っていれば不安に感じませんよね。それと同じことです。不安に思うことほど「知る」ということが大切です。

お金の不安をなくすために今すぐやること!この3つができればお金と決別できる?

あなたは「自分がお金について自分がどれくらい知っているか?」と考えてみたことがありますか?私たちの多くは日本という国で生活をしています。

日本という大きな家の中に、日本国民という住人が住んでいるようなものです。家である日本にお金がなければ、住人である日本国民にもお金はありません。これが実際の自分の家族であればわかりやすいですよね。

家計を支えている家族の誰かが「今月は厳しい」と一言発するだけで、家族は「今月は欲しかったものは我慢した方が良さそう」「お小遣いは来月上げてもらおう」など各自で考えることができます。これと同じことを日本という国の単位で知っておくことはとても重要なことです。

その上で、「自分のお金」に焦点を絞って考えるようにしましょう。

「いくらある」が即答できる人になる!自分のお金の収支を正確に知ることから始める

たとえば、今あなたのお財布にはいくら入っているか即答できますか?「だいたい1万円くらい」などではなく「正確な金額」です。恐らくほとんどの人が答えられないでしょう。これっておかしいと思いませんか?

いつも頭の隅で考え続けているお金なのに、自分が持っている金額がわからないのです。これは「イヤな事は考えたくない」という脳の仕組みの一つです。考えても楽しくないことだから考えたくないのです。

そしてその考えが「お金の不安」を呼び込みます。貯蓄額にしても同じです。今いくらあって、このまま行けば来月にはいくら、と知っておくことがお金の不安と決別する第一歩です。

毎日お金は使わなければなりません、1円も使わずに1日過ごすのは、家から出ないくらいしか方法がないものです。いくらあるのかを知っていないと、それが買えるのか?買えないのであればいつなら買えるのか?という収支の基本を知ることもできません。

「貯める」の概念を変える!「いつかのために」では不安は拭えない

貯蓄をしている人は多いでしょう。貯蓄額の大小に関わらず「貯めている」もしくは「貯めようとしている」という人がほとんどです。

でも、貯めているのに、または貯めようとしているのに「十分溜まった」と言える人はほとんどいません。何かの機会に他人から「そんなに貯めてるの?すごいね!」と言われて初めて「結構貯めていたんだな」と感じる程度です。

しかしこの貯め方では、いつまで経ってもお金の不安とは決別できません。それは「この貯蓄額で足りるかどうかわからない」からです。たとえば500円の商品を買う時に、600円あれば「足りる」と言い切ることができます。それは商品の値段が500円とわかっているからです。

貯蓄も同じです。「いくらいる」がわからなければいつまで経っても足りているかどうかがわかりません。これは「いつかのために」貯めているからです。「いつか」がいつで、起ることにいくら必要なのかをわかっておく必要があります。3年後に車を買うため、10年後に家を買うため、と目的を決めて貯蓄をすればいいのです。

そして、その3年後、10年後が来ても車や家は買わなければならないわけではありません。気が付けばあなたのお金は「十分に」貯まっています。

「いくら要る」と言える人になる!実際にお金を使ってみることで価値を知る

あなたは「今後の自分にいくら必要」と即答することができますか?ほとんどの人がテレビやネットで目にした「老後にかかる金額の平均」などを思い浮かべて「○千万円あれば足りる…かな?」と頼りない回答をするのではないでしょうか?これはお金の不安に直結しています。

たとえば「貯蓄額が100万円」とだけ聞くと「それで一生やっていけるわけではない、全然足りない」と思いますよね?でも実際に100万円でどんなことができるのかをあなたは知っていますか?実際に使ってみることで「100万円ってこんなことができるんだ」と初めて知ることができます。

それは物の価値だけでなく、自分自身の充足感についても同じです。そしてその経験が「今後自分にはいくら必要」と言える人になるためには欠かせないのです。本当の価値がわからないから「きっともっとたくさんかかるだろう」と考えます。「使う」という経験を繰り返すことで「今後」の予算を出せる人になります。

お金の不安は「何もしない」が全ての原因!今やる、今考える、今知る、と決める

お金の不安を持っている人の中には「どうしよう」と考えて、動けなくなる人が多いものです。毎日の仕事を続けるしか方法が無く、できるだけ節約をして生活をする。「これを続ければ大丈夫」と考える一方で、「自分は何の為に働いているんだろう」と考えることもあるでしょう。

周囲の人を見れば、趣味に買い物に旅行にと、人生を楽しんでいるように見えて自分が情けなくなるという人もいるかもしれません。でも、お金の不安を持っているのはみんな同じです。ただ「やっているかやっていないか」というだけの違いなんです。

何もしなければ、何も変わりません。どこかから聞こえる不気味な音の正体は部屋でじっとしていてもわかりませんよね。

まずは「動く」と決めましょう。「今やってみる」「今考えてみる」「今知る」と決めて行動するだけで良いのです。動けば景色は変わります。景色が変われば欲しい情報の方からあなたのところへ飛び込んで来ます。

まとめ

今の世の中は、欲しいと思ったものはすぐに買えるし、行きたいと思ったところに行くための情報もすぐに得ることができますよね。だからこそ「お金の不安」を持ちやすいのです。こんなに間口があるのに、自分それを生かすことができないと考えると、不安を持ちやすくなるものです。

でも、お金には意思がありません。意思のないお金を意思のある人間がコントロールするのです。お金の不安を持っている人は、その立ち位置が逆転しているというだけのことです。

得体の知れない「お金」という物質に全てを支配されてしまわないためには、お金のことを知り、自分のことを知るということが欠かせません。お金は上手く支配することができれば、あなたを助けてくれますし、あなたを豊かにしてくれます。今すぐ「お金」と「自分」について知りましょう。

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