あなたは上司や先輩に毎日に怒られて、辞めたいと思ったことはありませんか?私もそうだったように自分の失敗で怒られるならまだ我慢できるかもしれませんが、毎日細かいことでネチネチと怒られていると、「会社に行きたくない」「辞めたい」と思うことが、次第に増えてくるようになります。
その結果、毎日仕事で怒られていることで、実際に辞めていく人も増えてきているのです。今回はどうして仕事でそんなに毎日怒られてしまうのかについて、今回はその人の特徴や対策など、徹底的にお伝えしていきますので、毎日仕事で怒られているあなたは、会社を嫌と思う前に一日も早く脱出することが大切です。
もくじ
仕事で毎日怒られている人には共通する特徴はあるの?
仕事で毎日怒られるとただの上司の嫌がらせのように思うこともありますが、それだけが怒られる理由ではないのです。その怒られる理由の中にはもちろん、「仕事ができない」「覚えられない」「何度も同じミスをする」などが、仕事するうえでは怒られて当然の理由もあります。
しかし毎日仕事で怒られている人には、実は共通する特徴があったのです。もし以下で紹介する特徴に当てはまっているあなたは、その理由で毎日怒られている可能性があります。
仕事の基本の挨拶がまともにできていない
毎日、仕事で怒られる人の特徴として、仕事するうえで最も基本的な挨拶がまともにできていないことが考えられます。ビジネスの基本でもある挨拶がまともにできないということは、仕事ができない人だと思われてしまうのも当然です。
たとえある程度の仕事ができていたとしても、挨拶がまともにできないのは仕事をしていくうえでは致命的なのです。たとえば、上司や先輩に挨拶する時に、下を向いたまま相手に聞こえない声でボソッと挨拶をしていたら、毎日怒ってしまう気持ちもわかります。
毎日仕事であいさつするたびに怒られていたら、その事が理由になっているかもしれないですよ?社会人の基本として、はっきりと気持ちのいい挨拶を心がけるようにしましょう。
時間や納期を意識して仕事ができていない
毎日怒られる人の共通する特徴として、時間の感覚がなかったり、締め切りの納期を意識した仕事ができていないことで怒られてしまいます。例えば、上司や先輩がまだ仕事をしているのに、何も言わずに定時ぴったりに帰ったり、締め切りが近いのに仕事が終わっていないという理由から怒られてしまうのです。
社会人と仕事するうえでは、常に時間との戦いでもあるので、その時間や納期と守らなければ当然怒られます。特に新社会人となった新入社員や新人に多く、その怒られたことで会社を辞めて行く人も実際にいるのです。
報告・連絡・相談ができないことで怒られる
こちらも仕事をしていくうえでは重要で、上司や先輩に報告・連絡・相談がまともにできていないことで、毎日怒られることもあります。この報告・連絡・相談を略して「ホウレンソウ」と言われていて、ビジネスマナーとして社会人の誰もが知る大原則なのです。
そんなホウレンソウができていない人は、時間や納期を守れないだけでなく、相手に不安まで抱かせてしまうのです。仕事というのは自分一人で成り立つものではないので、ホウレンソウは大切なことなのです。
常にホウレンソウができていなければ、上司や先輩に仕事ができないと、毎日怒られてしまいます。それはたとえ新人や新入社員だったとしても当たり前のことですので、必ずホウレンソウをできていないとダメなのです。
仕事で毎日怒られないようにするにはどうしたら良いの?
上記でお伝えしたように、毎日仕事で怒られる人には、共通する特徴があります。しかし仕事をしていくうえでは、仕事がきちんとできていなかったり、何度も同じミスを繰り返していると、当然誰でも怒ってしまいます。
そのような理由であれば、仕事ができるように努力したり、同じミスをしないように心がけるしかありませんが、毎日怒られる人の共通する特徴だった場合は、改善する対策もあるのです。毎日仕事で怒られない為には、自分が改善しなければいけないということを十分に理解したうえで、以下ではあなたができる対策を紹介していきますので明日からでも、実践することが大切だと私は思います。
明るい挨拶をして、ハキハキと話すようにする
先ほどもお伝えしましたが、仕事の基本は挨拶です。その挨拶をボソッとする人は、怒られる傾向があるので、笑顔で明るい挨拶を毎日心がけるように意識することが大切です
また上司や先輩と話す時にも、ごにょごにょと話さずにハキハキと話すとあなたの印象も大きく変わるはずです。人それぞれの性格でハキハキと話すことが難しい方もいるかもしれませんが、仕事で毎日に怒られない為にも、明るい挨拶することを意識して、いつも笑顔でいる癖をつけたほうがいいのです。
上司や先輩と話す時には、メモをとることも大切
毎日仕事で怒られる人の特徴でもあるホウレンソウができないと、上司や先輩などに仕事ができないと思われてしまい、些細なことでも怒られる可能性が高くなります。その為、上司や先輩と話す時には、必ずメモをとるようにしましょう。
メモをとりながら話す事によって、上司や先輩に報告や相談するべき内容も見えてくるはずです。そんなメモをとる際に重要なポイントは、「いつまで」「どのように」「なにを」「これは」などの、話の内容の重要な部分を必ず聞き逃さないで、メモをとることが大切です。
またメモだけでなく、スケジュール帳を活用するのもいいですよ?納期や報告などのタイミングを記入しておくことで、自分の管理を徹底させることができるのです。このようにメモやスケジュール帳などに仕事内容を書いておくと、自然とホウレンソウが身についてきます。
どうして毎日怒られているのか自己分析する
どうして毎日仕事で怒られているのかを自己分析しないと、自分の弱点や短所を把握することはできません。私の経験上、自己分析していない人は、怒られて落ち込んでいたとしても、仕事をする内容が明確でない為、またミスをして怒られてしまう傾向があります。
大切なのは仕事で怒られた内容を自己分析し、「どうしたら直せるか」「どうやったら改善できるか」「どうしてミスしたのか」などが自分になりに考えなければいけないのです。その怒られる原因を追究しなければ、怒られる回数を減らすことは難しいです。
一度怒る側の立場になって考えてみるのも大切
上司や先輩に毎日に怒られる理由はなにも、あなたのことを嫌いで怒っているわけではありません。毎日怒るのは、仕事で期待している裏返しでもあるのです。それだけ部下を怒るというのは、仕事で成果を上げてほしいからなのです。
上司や先輩のうさばらしで怒っているのは例外として、基本的にどうでもいいと考えている人間に対しては怒らないものです。その為、もし自分が上司だった時の気持ちで、その部下が自分だったらどのように感じるか考えてみるのも大切です。
そんなことを考えることで、どうして怒られているのか少しだけでも理解すると、怒られないようにする部分が見えてくるはずです。
頭の回転率を上げるトレーニングをする
仕事で怒られない人は要領がよく、頭の回転が早いので「次に自分が何をするべきか」「どう答えたらいいのか」などを先読みして行動できます。しかし頭の回転率が悪いと、要領が悪くなってしまうので結果的に毎日怒られてしまいます。
その為、毎日仕事で怒られないようにするには、頭の回転率を上げることも一つの方法になるのです。どのように回転率を上げればいいのかというと、本などを音読すると回転率を上げるトレーニングになります。
トレーニング時間は長ければ長いほど効果的ですが、時間がない場合は1日に20分程度でもいいです。都合の良い話かもしれませんが、実際に私も仕事の要領が悪かった時に、頭の回転率を上げて怒られないようにしていた経験があります。
毎日仕事で怒られてばかりだとどうなるの?
毎日仕事で怒られてしまうと、「仕事を辞めたい」「仕事に行きたくない」「休みたい」などと思ってしまいますが、怒られてばかりいるとこれからの仕事にも支障をきたす恐れがあります。人間誰でも、もう怒られたくないと思ってしまう為、どうしても自分を守ろうとしてしまいます。
また怒られないようにするだけでなく、仕事で少しでもほめられたいと思ってしまい、ウソの報告をする人も実際にいるのです。毎日仕事で怒られていることによって、そうした悪循環から仕事にも支障をきたしてしまうのです。
こちらではそんな「毎日仕事で怒られているとどうなるのか」について、具体的に紹介していきます。
怒られたくないからミスを隠すようになる
毎日仕事で怒られていると、もう怒られたくないと思ってしまい、自分が仕事でおかしたミスを隠すようになってしまいます。そうしたウソにウソを重ねていくことによって、雪だるま式になってしまいその結果、自分では対処できないほどのミスになり会社に多大な迷惑をかけてしまうのです。
またミスだけでなく、褒められたいという理由だけで、自分に調子のいいことだけ報告することもあります。少しでもネガティブな報告は避けるようになり、いい部分だけを報告をするのですが、上司や先輩にばれた時は今まで以上に怒られたという話も聞いたことがあります。
怒られないことが仕事のゴールになってしまう
本来であれば仕事をする上でのゴールは、仕事を完成させることですが、そのゴールを間違えてしまうことがあります。毎日怒られていると、「上司に怒られないようにする」「得意先に怒られないようにする」などを軸に仕事をしてしまい、最終的には仕事の完成ではなく、怒られないことがゴールになってしまうこともあるのです。
また新しい仕事にチャレンジしたくても、万が一失敗したら怒られるため、チャレンジをしなくなります。このように仕事で守りに入るということ逆に、仕事ができないと思われてしまい、また仕事で怒られるということに繋がってくるのです。
怒られるプレッシャーから夜も眠れなくなる
毎日怒られることで、朝から晩まで常にプレッシャーを感じてしまい、家に帰って寝たとしても、「また明日も怒られるのかな」と思ってしまい不安から眠れなくなることも考えられます。余計な妄想だけ常にしてしまい、たとえ自分の好きな仕事をしていたとしても、まったく面白いと感じなくなってしまいます。
そんな毎日にプレッシャーと不安感で、心からも疲労感を感じてしまい、心身共に疲れてしまうのです。私の知っている毎日怒られていた人の場合は、寝ている時でも怒られることをイメージしてしまい、何度も頭の中で怒られていることしか、考えられなかったようです。
負のスパイラルに陥り、性格までも暗くなる
もともとは明るい性格だったのに、毎日怒られた事によって、性格までも暗くなってしまうこともあります。仕事で毎日怒られてしまうとかなり凹んでしまい、それが原因でパフォーマンスを向上できなくなり、仕事をミスし、その結果また怒られるといった、負のスパイラルに陥り、性格までも暗くなってしまうのです。
また性格までも暗くなってしまうと、ハキハキとした挨拶までもできなくなってしまうので、毎日怒られる原因にもなるのです。会社で暗いイメージを作ってしまうと、上司や先輩たちから「仕事で負のオーラを出すな」「お得意様に失礼だぞ」などと言われてしまい、仕事を任せてもらえなくもなります。
毎日仕事で怒られて、落ち込んでいたらどうしたらいい?
毎日仕事で怒られていると、辞めたい、会社に行きたくないなどと思ってしまうだけでなく、怒られてしまうことがトラウマになり、仕事自体ができなくなってしまうことも考えられます。そんな時あなたならどうしますか?
私も実際に仕事で怒られた経験がありますが、思考回路が正常に働かなくなり、全然仕事に手がつかなくなり、どんどん落ち込んだこともあります。ただ怒られることを我慢しているだけでは、落ち込むだけであなたにとってなんの解決にもならないはずです。
こちらではそんな落ち込んでいた時に、あなたにできる対処法をまとめていきます。
上司に怒られている時は信頼できる先輩に相談する
上司に毎日怒られていると、1人で悩んでしまい気分が落ち込んでしまう傾向があります。そんな時はまず、信頼できる先輩に相談したほうがいいのです。信頼できる先輩に相談することで、怒られない為にできる改善策を教えてくれるはずです。
あなたよりも先輩の方が上司の情報について詳しいですし、先輩が過去に怒られた事について教えてくれたり、自分が仕事で足りてない部分などをアドバイスしてもらえます。またそのアドバイスをもらえると同時に、落ち込んだ気持ちから前向きな気持ちになることができます。
もし信頼できる先輩がいなかった場合は、仲のいい同僚に相談して、お互いにアドバイスをしあうと、少しでも気持ちが晴れるはずです。
自分の得意分野や長所を再確認して仕事に活かす
仕事で怒られてしまうと、「自分は仕事ができない」「簡単なこともできない」などと、ネガティブな思考になりがちです。そうした落ち込んだ気持ちでいると、自分に自信が持てなくなってしまい、パフォーマンスを最大限に発揮することができなくなります。
そんな時は自分の得意分野や長所を再確認して、仕事にどのように活かせるか考えることが大切です。例えば、仕事で褒められたことや、誇れることを思い出すと、自分に自信を持つことができます。
また自分の強みを再確認することで、その怒られた事実を受け入れることができ、今の自分に何が足りないのか理解することもできるはずです。
気持ちを切り替える為に自分の時間を楽しむ
毎日仕事で怒られてしまうと、落ち込んでしまい自宅に帰ったとしても何もする気が起きなくなりますよね?しかしそんな何もする気がない時でも、気持ちを切り替えて自分の時間を楽しんだほうがいいのです。
「部屋が散らかっている」「お風呂に入らない」「暇があれば寝る」などの自己管理に欠けた生活を続けていると、会社内で清潔感がない、覇気がない、などと見られ、自己評価を下げてしまうことにも繋がるのです。その為たとえ怒られて落ち込んでしまったとしても、気持ちを入れ替えて自分の時間を楽しむことが大切です。
自分の時間の楽しみ方は人それぞれですが、部屋の掃除や断捨離をしたり、趣味を楽しむのもいいかもしれません。その他にも、ランニングなどで体を動かしたり、好きな本や映画を観たりして、仕事以外に何か没頭できることをすると、自然と落ち込んでいたことを忘れるようになります。
仕事で怒られた悔しさを力に変えて仕事に活かす
仕事で毎日怒られるということは、あなたにとってもとても屈辱的で悔しい思いをしているはずです。その悔しさをプラスのエネルギーに変えて、仕事に活かすのも一つの方法です。
私の知っている人でも「あの悔しさがなかったら今の自分はなかった」「仕事で怒られた悔しさがあったからこそ仕事に成功した」などと、仕事していくうえで、プラスの材料にしている人も実際にいるのです。仕事で怒られたことばかり考えて、落ち込んでいるだけでなく、その悔しさを力に変えていったほうがあなたの為なのです。
プラスにするかマイナスにするかは自分次第ですが、悔しさをバネにプラスのエネルギーに変換すると、怒られていた人たちを見返すこともできます。
仕事で毎日怒られる理由は、会社に問題がある可能性もある
仕事で毎日怒られてしまうと、自分が悪いと思ってしまうかもしれませんが、実はその会社に問題がある可能性もあるのです。たとえあなたがある程度しか仕事ができなかったとしても、順を追って仕事を教えてくれる環境であれば、そんなに毎日怒られるということはないはずです。
まともな会社であればゆっくりと仕事の指導をしてくれますし、仕事のマニュアルも用意してくれている企業もあります。しかし最近の企業は、仕事の教育にかかるコストを減らしている所もあるのです。
そのような会社で仕事をしていたとしても、仕事を覚えることができずに、結果として毎日怒られてしまうということも考えられます。もしそんな会社で働いていたら、あなたの精神がもちませんので、もっと働きやすい会社に転職することを考えたほうがいいかもしれません。
まとめ
仕事で毎日怒られるということは、あなただけでなく会社側に問題があるかもしれません。しかし仕事で毎日怒られていると、「仕事に行きたくない」「もう会社を辞めたい」などと思って、気持ちが落ち込んでしまい、何も考えられなくなることもあるのです。
また仕事で怒られてばかりいると、人間というのは怒られないようにするために防衛本能が働いてしまいます。怒られないようにウソの報告をしたり、ミスを隠ぺいする人も実際にいるのです。怒られるということはそれだけ自分の心へのダメージに蓄積されてしまい、実際にウツになってしまった人も私は知っています。
怒られてしまう原因はあなたにも会社にもあるかもしれませんが、社会人としての高い意識をもち、仕事で怒られない為に様々な対策を練ることが重要なのです。仕事始めは怒られることもあると思いますが、褒められる、期待される社員になることを私は祈っています。