現代では、本当に多くの仕事があります。仕事によっては、周囲とのコミュニケーションが必要となる仕事もあるでしょう。
そのなかで、「周囲とのコミュニケーションを取るのが煩わしい」と感じることはありませんか?もしあなたが、1人で過ごすことを好む”一匹狼”タイプであれば、コミュニケーションに煩わしさを感じる場面があるはずです。
なかには、コミュニケーションがあまり必要とならない仕事も少なからずあるので、まずは向いている仕事と向いていない仕事を知ることをおすすめします。
この記事では、一匹狼の男性に向いている仕事と向いていない仕事を紹介していきます。
もくじ
一匹狼の男性の特徴とは?会社で一匹狼になるのはこんな人!
”一匹狼”とは、本来人を表す言葉ではなく、群れから離れて単独行動するオオカミのことを表していました。その言葉が、人に当てはめられるようになった経緯があります。
一匹狼になる男性の特徴として、
- 1人の時間が好き
- 内向的
- プライドが高い
- コミュニケーションが苦手
などが挙げられます。他人との関わりをできる限り避けようとするため、1人で過ごす時間が増えて一匹狼となるようです。
仕事に対しては、自分が納得していないとスッキリしないため、他人の意見を参考にすることはほとんどありません。自分の力で仕事を完遂しようとするため、チームで協力して進める仕事にストレスを感じてしまいます。
また、他人との付き合いをあまり好まないため、業務時間外の誘いが苦手な人も多いようです。
一匹狼の男性に向いていない仕事とはどんな仕事?
仕事のなかには、周囲とのコミュニケーションが必要とされる仕事があります。チームで協力し、力を合わせて最大の結果を出す必要がある仕事は少なくありません。
もし、このような仕事に一匹狼の男性が就いてしまったら、仕事に対してかなりのストレスを感じるでしょう。一匹狼の男性は、チームワークが必要となる仕事に向いていないと言えます。
ここからは、一匹狼の男性に向いていない仕事を紹介していきます。もし、一匹狼のあなたが今から挙げる仕事に就いていれば、転職を考える必要があるでしょう。
コーディネーター・多くの人と関わらなければならない仕事
コミュニケーション能力が必要な仕事は数多くありますが、そのなかでも”コーディネーター”は最たる例のひとつでしょう。もちろん、コーディネーターといっても種類はさまざまですが、そのほとんどは周囲との連携が必要となります。
コーディネーターと呼ばれる仕事は、いわば全体の”調整役”です。仕事に関わるすべての人の進捗や能力を把握したうえで、仕事が円滑に進むように調整をしていく必要があります。
これは、自分の力で仕事を完遂しようとし、人とのコミュニケーションを苦手とする一匹狼タイプの人にとって、苦行ともいえること。少しでも「自分は一匹狼タイプかもしれない」と感じる人には、おすすめできない職種といえます。
ネットワークエンジニア・社内コミュニケーション能力が必須
ネットワークエンジニアとは、ネットワークの構築・運用を担当するエンジニアのことを指します。基本的にITサービスを提供している会社に所属しており、案件によってはネットワークの構築から運用を一貫して任されるケースもあるのだとか。
クライアントとの関わりはもちろん、構築したネットワークを使用する人やネットワークの責任者などとも連携する必要があるため、人並み以上のコミュニケーション能力は欠かせないといえるでしょう。
また、ネットワークに関するトラブルが起きた場合は、迅速に周囲と協力しながら対応する必要があります。トラブル対応には、相応のコミュニケーション能色が必要となるでしょう。
周囲とのコミュニケーションが必要といえるネットワークエンジニア。一匹狼タイプの男性には不向きな職業といえるでしょう。
企画職・プランニング・一匹狼では成り立たない仕事
企画職・プランナーといっても、
- 広告プランナー
- ゲームプランナー
- 商品企画プランナー
- ウェディングプランナー
- Webプランナー
など種類はさまざまですが、すべてに共通して言えるのが「専門的な知識を生かして企画立案をする」ということ。広告プランナーであれば、「この商品は、どういった広告で表現すれば売れるのか?」と考え、企画を考えます。
企画立案というと、1人黙々と考え続けるイメージをもつ人がいると思います。しかし、企画立案とは1人でできる仕事ではありません。企画を成立させる過程で、周囲との意見交換や、企画をブラッシュアップする機会が必ずといっていいほどあります。
周囲との意見交換が必要なため、「自分1人で仕事を完結させる」という思考があれば、避けるべき職業といえるでしょう。
個性をいかす!一匹狼の男性に向いている4つの仕事とは?
先ほどもお伝えしたとおり、コミュニケーション能力が必要な仕事はたくさんあります。ですから、周囲とのコミュニケーションを避けたがる一匹狼の男性にとって、向いている仕事は必然的に少なくなるでしょう。
一方で、一匹狼という個性をいかせる仕事があるのも確かです。一匹狼の男性は周囲との協力が苦手な反面、1人で集中できる環境にいれば、自分の仕事にプライドをもって完遂できます。
ここからは、一匹狼の男性が個性をいかせる仕事を紹介していきます。「個性をいかせる転職したい!」とあなたが考えていれば、ぜひ参考にしてみてください。
プログラマー・パソコンスキルがあれば一匹狼にぴったり
一匹狼タイプの人が力を最大限に発揮するためには、自分のスキルをいかすことに集中できる環境が必要です。プログラマーは、自分のスキルを発揮すること集中できる仕事といえるでしょう。
プログラマーとは、プログラム言語を用いて、さまざまなシステムやソフトウェアを作る仕事です。システムといっても用途はさまざまで、私たちの生活のなかにもいかされています。
どうやら、プログラマーとして働いている人のなかには、一匹狼タイプの人が多い傾向にあるようです。自分のスキルに誇りをもっており、職人肌な性格の人が多いのだとか。
また、プログラマーは人と関わる機会が少ない仕事と言えます。もちろん、打ち合わせなどでクライアントと関わる機会もありますが、基本的には1人黙々と仕事をする時間が長いのも特徴といえます。
営業・自分の個性で勝負できて目標が持てる仕事
営業職も、一匹狼タイプの男性におすすめしたい職業のひとつです。営業職といっても、社内の工程調整や手配業務も任されるタイプと、どんどん外に出て仕事を取ってくるタイプがありますが、後者が一匹狼タイプの男性に向いているといえます。
仕事を取ってくるタイプの営業では、まさにあなたの力量が試されます。給料も歩合制を採用する会社が多く、自分の成果が数字として表れます。社内スタッフとのコミュニケーションもそこまで必要とされないため、自分のスキルをいかすことに集中できます。
ただ、先ほど紹介した社内の調整や手配を任されるタイプの営業職は避けるようにしましょう。クライアントと社内スタッフの調整・管理をすることになるため、一匹狼タイプにとってはストレスを感じてしまうはずです。
フリーランスになって自分の力を試す!在宅勤務も可能
周囲と協力して働くのがどうしても無理であれば、フリーランスとして独り立ちすることも考えましょう。近年では、フリーランスという働き方がかなり普及しつつあります。日本は少し後れを取っていますが、他の先進国ではかなりのスピードでフリーランスが増えています。
クライアントとの商談やお金の管理など、すべてを自分で行わなければいけない反面、組織に所属する必要がない点が最大のメリットといえるでしょう。組織に所属しなければ、周囲とのコミュニケーションを気にする必要はありません。
ただ、フリーランスになると、自身のスキルがすべてを左右します。スキルが上がるほど収入が増えますが、スキルがなければ収入が無くなることは覚えておきましょう。
職人・一生の技術を身に付けてコツコツ集中してできる
フリーランスと近い職業になりますが、職人になるのもひとつの手です。黙々と仕事ができる職業なので、適正だけでいえば、一匹狼タイプの男性にとっては最も向いている仕事と言ってもいいでしょう。
自分の技術を高め続けることに集中できるため、人とコミュニケーションを取る機会は少ないといえます。
ただ、職人は「性格が向いている」というだけでなれる職業ではありません。確かな技術を身に付けるまでは、収入が無いことも多いようです。場合によっては、下積みに10年以上かかることもあるため、しっかりと準備をしたうえで臨みましょう。
フリーランスと同様、かなりの覚悟が必要になります。自分の技術としっかり向き合い、覚悟を決めたうえで選択する必要があるでしょう。
まとめ
一匹狼の男性は、自分に向いている職業と向いていない職業を理解することが大切になります。向き不向きが極端に分かれるため、向いていない仕事をしているのはもったいないことです。
仕事におけるコミュニケーションの重要性は、職種によって大きく異なります。ですから、自分が一匹狼だと感じれば、どのような職種が向いているのかを知り”転職”を考える必要があるでしょう。
一匹狼タイプの男性は、コミュニケーションが苦手な一方で、自分のスキルと向き合える仕事には適性があります。
苦手なことに足を引っ張られ続けて、あなたの強みをいかせないのはもったいないです。適性のある仕事を正しく理解し、あなたの能力を最大限いかせるようにしましょう。