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面接後にお礼メールを送る時に気をつけるべき6つのポイント

面接の後には企業にお礼メールを送ったほうがいいのかな、面接の時間をいただいた感謝を伝えたいけどお礼のメールを送付しても大丈夫だろうか。面接が終わった後に、企業にお礼メールを送るべきかどうかについて、悩んでいる方は多いかもしれません。

企業へのお礼メールは、送付してもしなくても、それほど選考の結果に大きな影響は与えないことがほとんどです。

しかし、きちんとお礼メールを送付することで、企業に対して良い印象を与えることができるかもしれません。

お礼メールを送付する場合には、どういうところに気を付ければよいのか、具体的に解説していきます。

もくじ

面接後にお礼メールは送付したほうがいい?企業に与える印象とは

面接後のお礼メールを送付したほうがいいのか、面接が終わった後に、誰もが一度は考える問題です。

きちんとお礼を伝えたい、面接では話しきれなかったことを伝えたい、そんなふうに様々なことが頭をめぐりますよね。

しかし、企業からすると、毎日たくさんの面接を行っているはずです。わざわざメールを送付することによって、担当の人の手間になってしまわないか心配ですよね。

企業は面接後のお礼メールについてどのように感じているのか、気になる点についてお話します。

お礼メールを送付した場合に、企業が受ける印象

お礼メールを送付した場合、企業はあなたにどういう印象を受けるでしょうか。まず、間違いなく自社への志望度が高いということを感じてもらえます。

面接を受けて興味をなくしたら、誰もお礼メールなんて送りません。お礼メールを送付する=自社に入社したいという強い気持ちがある、と担当者は読み取ります。

また、面接のお礼メールを送付しない人のほうが多いため、単純にあなたという候補者のことを強く思い出させる、印象付ける、という効果も期待できます。

特に1日にたくさん面接を行っている場合は、その中に埋もれてしまうことを防ぐことができます。社会人としての礼儀正しさも合わせて印象付けられます。

お礼メールを送付しなかった場合に、企業が受ける印象

企業へのお礼メールは送付しないと失礼にあたるかというと、決してそうではありません。企業へお礼メールを送付しない候補者が、大半です。

企業の採用担当者は、日々膨大な量の選考や面接の調整と実施を行っています。面接のお礼メールが来ないことを、ほとんどの担当者は気にも留めていませんよ。

あなたがお礼メールを送付しないからといって、あなたに対して企業が悪い印象を受けることは全くないので心配いりません。

もし無理やりお礼のメールを送らなければと考えているのであれば、わざわざ悩んで送付する必要はありません。どうしても感謝の気持ちや伝えたいことがある場合に、お礼メールを送付するようにしてください。

お礼メールを企業に送付するときに気を付けたい6つのポイント

面接を受けてその企業への志望度がとても高くなった、面接官の話に感銘を受けたのでどうしてもお礼を伝えたい。そんなふうに考えている方は、面接後にお礼メールを送付するようにしましょう。

ただ、せっかくメールを送付して悪印象を持たれてしまうともったいないですよね。

お礼メールを送付するときには、どのようなことに気を付ければいいのか、押さえておきたいポイントについて、お伝えしていきます。ぜひ、お礼メールであなたの印象をさらにアップさせましょう。

できるだけ面接を受けた後すぐに送付するようにしよう

面接後のお礼メールは、できるだけ早いタイミングで送付することがとても大切です。企業は、あなた以外の候補者を何人も面接しています。時間が経つと、あなたの面接の記憶が薄れてきてしまいます。

面接から3日後にお礼のメールが送られてくると、いったいこれは誰だったっけ、どうして今更メールを送付してきたんだろうと、いぶかしく思われるかもしれません。

面接のお礼メールは、できれば面接の当日中、難しくても、翌日までには送付するようにしてください。当日中であれば、すぐにあなたのことが思い出され、より強く印象付けることができるはずです。

自分が誰なのか、はっきりと分かるように説明しよう

お礼メールの冒頭では、自分がどういう人間なのかすぐに分かるように、はっきりと説明を行いましょう。企業の採用担当者のもとには、候補者以外からもたくさんのメールが届いています。

いきなり、「山田ですが、本日はありがとうございました。」と書いてしまうと、採用担当者は誰からのメールなのか分からず、困惑してしまうかもしれません。

例えば、「本日13時から営業職の1次面接と筆記試験を受けさせていただいた、山田太郎と申します。」というふうに、面接の時間や受けた職種について補足説明を入れましょう。

もしその他にも、自分だと分かってもらえる情報、出身大学や現職など、があれば、それも盛り込みます。読み手にストレスなく、あなたのことを想起してもらえるようにしてください。

面接の時間をいただいたことへの感謝の気持ちを伝えよう

お礼メールのはずが、自分のことをアピールしたいという気持ちが出すぎて、感謝の気持ちがおろそかになってしまわないよう注意してください。

自分のことを名乗った後は、しっかりと、面接の時間をとっていただいたことへのお礼を伝えるようにしましょう。

もし面接官の名前を覚えていたら、その人たちの名前を書くようにすると効果的です。単純に「本日はお時間いただきありがとうございました。」と書いても、形式的な印象しか受けません。

そうではなく、「本日は非常に多忙な中、営業部長の中川様、営業課長の佐藤様、採用担当の山本様の貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。」と書いたほうが、感謝の気持ちが深く伝わります。ぜひ、試してみてください。

面接で話を聞いたことによって、志望度が高まったことを伝えよう

お礼メールの中には、面接で聞いた具体的な話を盛り込み、それによって志望度が高くなったことを伝えましょう。表面的な内容では、採用担当者に印象付けることは難しいです。

会社のホームページや求人票には書かれていない、リアルな企業の情報に対して、自分がどのように感じたのかを盛り込むようにしてください。

面接官も、自分の話に対して興味を持ってくれた、賛同してくれたと分かると、あなたのことをその会社に合う人だと感じてくれるかもしれません。面接の場で聞くことができた内容に焦点を当てて、志望度を語っていきましょう。

面接で言い足りなかった自己PRがあれば盛り込もう

面接が終わった後に、あれも話しておけばよかったと後悔した経験がある人は、多いかもしれません。もしあなたが緊張して、面接では話しきることができなかった自己PRがあれば、そのことについて、お礼メールの中に盛り込むようにしましょう。

ただし、あまり長々と書いてしまうと読むほうが疲れてしまうので、できるだけ簡潔にまとめることが大切です。

「面接の場ではお話ができませんでしたが、私は業務の効率化プロジェクトでのリーダー経験があり、マネジメントの場面でも貴社のお役に立てると考えております。」など、自分の強みをさらりとメールの文面に組み込みましょう。

誤字脱字がないか、必ずしっかりと確認しよう

お礼メールを送付するときに、最も注意したい点は誤字脱字です。誤字脱字というのは、ケアレスミスですが、その少しのことが社会人としての信用を大きく引き下げてしまうことになりかねません。

もしお礼メールに誤字脱字があれば、適当にメールを書いて送付しているのだな、本当は志望度はそれほど高くないのかもしれないな、うっかりミスが多い人なのかもしれない、など悪印象を与えてしまうことになります。

誤字脱字のあるお礼メールを送付してしまうくらいであれば、メールは送付しないほうがいいですよ。必ず自分でしっかりと確認し、もし可能であれば、周りの人にチェックしてもらうようにしましょう。

転職エージェントを利用している場合は、まずは担当に相談しよう

あなたが転職活動をするにあたって、転職エージェントを利用している場合は、企業にお礼メールを送る前に、担当の方に相談するようにしてください。

エージェントを活用している企業は、基本的に候補者とのやり取りをエージェントに任せていることが多いです。直接お礼メールを送付してしまうと、エージェントと企業の双方に迷惑をかけてしまうことになる可能性があります。

まずはエージェントの担当者にお礼のメールを送りたい旨を伝え、具体的な文面を送付しましょう。担当者が間に入ってうまく調整してくれるはずです。ぜひ担当者を頼ってスムーズなやり取りをするようにしてください。

まとめ

面接が終わった後のお礼メールについては、送付しなくても企業に悪印象を与える心配はありません。ただ、企業に意欲をアピールしたい場合は、お礼メールを送付することがおすすめです。お礼メールを送付する人が少ないからこそ、あなたのやる気を担当者に印象づけることができます。

もしお礼メールを送付するのであれば、企業があなたのことをすぐに思い出すことができるよう、面接後できるだけ早めに対応することが大切です。

企業は毎日、多くの候補者の面接を行っています。その中に埋もれてしまわないように、お礼メールを効果的に活用するようにしてください。

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