ビジネススキル

人前で話すコツがつかめない人は必見!6つの実践すべき方法

社会人になると、会社の中や外大勢の人も前でスピーチしたり、挨拶、説明をする機会がたくさん出てきます。特に外回りをしている営業担当、人材を採用する人事担当、そして会社のPRをする広報担当などの場合には、人前で話したり説明する機会が常にあるといっても過言ではありません。

元々人前に立つと緊張してしまい、自分の考えが上手く伝えられない・考えを事前にまとめておいたけれども、すっかり飛んで忘れてしまったなどの悩みを持つ人もおおいのではないでしょうか。

ここでは、人前で上手に話すためには、どんな事に気を付けて実践をしていけばよいのか、について6つの方法をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。

前もって話の骨組みを考え、準備をしておく

ビジネスの場においても、一般的な問題と同じように物事に対しての傾向と対策を立てておくことが大事になります。例えばたくさんの人の前でスピーチや説明をするような場合は、予めどのような項目について話をするのか、という内容についてとその順番をおおまかに決めておくとよいでしょう。

そして、長い話やスピーチになる場合には、結論から先に述べその過程や理由づけをしていく、という形式のものであることが望ましいのです。また、質疑応答の時間で質問内容に的確に答えるために、質問を受ける内容と自分が答える解答例をいくつか考えて、答える準備をしておくことも必要です。ここで注意したいことは、決して文章を隅ずみまで丸暗記をしない、ということです。

深呼吸をして大きな声で発声する練習をしておく

ビジネスシーンにおいて人前で話すときには、声の大きさや発声方法、聞きやすさなどもとても大切な要素と言えます。自分の考えや意見をたくさんの人に伝えるためには、声を出すという習慣とトレーニングをしておくことをおすすめします。

声を出す発声方法のベースとなるものが呼吸法です。浅い呼吸よりも深呼吸をしてお腹から声を出すようにしましょう。いわゆる腹式呼吸で発声することで、遠くにいる人にも聞こえる声のボリュームを実現します。伝達能力を高めるために、自分の声にも気を使って発声トレーニングをしておく必要があるのです。そして大きな声を出すことに慣れておくと、本番ではあまり緊張しなくなることに繋がります。

相手のための話をするという精神を元に話す

たくさんの人の前で話すときには、人はなぜ緊張してしまうのでしょうか?理由はいくつか考えられ、人によっても理由がさまざまで違います。緊張の原因の一つを言えるのが「意識が全て自分に向かっているから」なのです。つまり自分が相手からどう評価されるのか・悪い印象をもたれないか、などベクトルが自分に向かってしまっていまっているのです。

人前で話すときには、このようなベクトルを自分ではなく聞き手に向けるようにしてみましょう。

発想を転換してベクトルを相手に向けて、相手のために話をしている!と強く意識することで、話により熱意が生まれて、不思議と緊張という気持ちも忘れてしまうほど集中している自分を発見することでしょう。

全てを完璧に話しをすぎないようにする

人の前で話をするという場面では、「内容を間違わないようにしなければ」「言葉を噛んでしまわないようにしよう」などのように、間違いに関することを気にする人も多いのではないでしょうか。ただでさえ緊張しているスピーチなどの状況においては、敢えて全部を完璧にしようと意気込まないことが大切です。完璧にしなければと思えば思うほど、逆に失敗をしてしまい焦りが出てきてしまうからです。

完璧にならなくても大丈夫、とポジティブに開き直ることが上手く話せる秘訣の一つといえます。しかし、これは何も準備しなくてもよいという意味ではありませんので、スピーチの要点やおおまかな流れはしっかり事前に準備していくようにしましょう。

内容を相手に伝えることの一点にだけ集中する

人前で話すことに余り慣れていないと、大勢の人の前に立つということだけでも、普段の精神状態とは違う状況になります。一斉に自分に注がれる視線に圧倒されてしまうかもしれませんね。このようなときには、精神を統一して話をするということをおすすめします。目や耳から入ってくるいろいろな情報を気にしすぎずに、自分が今日ここで何を伝えたいのか?そして誰に向かって伝えたいことなのか?ということだけに集中してみましょう。

気持ちがあちこちに分散していると、気が散り物忘れをしてしまいますし、聞き手側にも落ち着きがない、と思われてしまいます。とにかく自分が伝えたいことを熱意を持って話す、ということに集中してみましょう。

話の最中で、聞き手に緊張していると伝える

たくさんの人の前で話しをすることが得意ではない、という人は不安や上手く話せるかどうかの心配から、自分自身で人の前で話すことは苦手と思っていることも多いようです。このことを考えると、最初にしておきたいことは自分の精神状態を少しでもよくして、聞き手側にも少し肩の力を抜いて聞いてもらえるようにするということです。

話の最初の方で「実は私はスピーチがあまり得意でなくて極度に緊張するタイプです。今日もとても緊張していますので、お聞き苦しいところがあるかもしれません。どうぞよろしくお願い致します。」と自分から告白してしまいましょう。最初にこのように聞き手側に伝えれば、少し肩の荷がおりて気持ちも楽になります。

聞く側が良い印象を持つ話し手はどんな要素があるの?

ここまでは人前で話す際の「話し手側」が自ら気を付けたい事柄について、アドバイスしてきました。それでは、聞き手側から見るとどのような話し手だと、良い印象を持つものなのでしょうか?相手の立場からの目線で一度考えてみると、どのようにスピーチすることが喜ばれるのか、が分かります。そしてそのイメージに近づくように練習をしていけば、話し方がどんどんとうまくなるでしょう。ここでは、聞き手からの印象がよい話し手のタイプや話し方をみていきましょう。

前向きな話をする人は聞く側の印象がよくなる

大勢の人の前で話すときには、話の内容にも是非気を配っていきたいものです。また、ディスカッションのような場においては、話の内容そのものだけでなく受け答えの仕方についても注意していくことが必要です。

話の内容については、内容を前向きの話・希望が見られる話しにするべきと言えます。聞き手が楽しくなるようなエピソードが望ましいですが、自分の失敗談やトラブル・困った経験などを離す場合でも、そこから何を学ぶべきか?と将来に向けて前向きになれる内容にしていきましょう。

また、相手と意見を交わす場面では、例え自分の考えと違う意見が出ても真っ向から「それは違う」と否定せずに、まず相手の意見を固定して受け入れる言葉を返すようにしましょう。

話し手の印象の90%以上は話の内容以外で決まる

コミュニケーション学では、人と人が話すときに受ける印象は、話の内容以外の部分が大きいと言われています。つまり、聞き手が見ているのは、何を話すかということよりも話しての声の印象や大きさ、目線、身振り手振り、話のスピードや間合いなど全体的な印象・視覚から受ける印象のほうが大きいと言えるでしょう。

このことを参考にして実際に活かして実行してみましょう。例えば自分が話し手の状況では、聞き手一人一人の目を見ながら話してみる・強調したい箇には手の振りを付ける・笑顔を忘れないように話す・姿勢を良くして話す、などのように視覚的なことを意識して伝えるようにしてみることをおすすめします。目線も下にならないように全体を見回すようにしてみましょう。

まとめ

ビジネス上ではよくみられる人前で話すという機会は、社会人であれば誰でも経験することです。今まで苦手意識を持っていて、当日を迎えることが憂鬱だ……とう人多いと思います。慣れないスピーチや発表の機会は、前もって対策することでその苦手意識はかなり改善できるのです。自分自身の意識や考え方、また準備しておくこと、日頃から気を付けて習慣にしおくこと、などさまざまな方法をご紹介してきました。

苦手で嫌だとすぐに反応してしまわずに、自分ができる対策を実行することで大勢の前で話す、ということがあまり苦でなくなるでしょう。また、何度か対策方法を実践することで自分なりのコツ掴める状態になります。まずは自分がすぐに実行できることからでも、対策法を実際に試してみましょう。