面接に持参するものと言えば、履歴書だけで良いのではないかと考えている人も多いかもしれません。
大荷物で行くのも大変なので、可能ならば身軽に履歴書だけで面接に向かいたいところですが、面接を万全の態勢で挑みたいなら、持っていかなければならないもの、持って行った方が良いものがあります。
身軽ないで立ちで面接に行って、あとで後悔しないためにも、面接時に必須の持ち物について説明していきますので、しっかりとチェックしていきましょう。
もくじ
面接時に必ず持っていきたい持ち物リスト
面接の形態にもよりますが、一般的な企業で面接を受けるときには、必ず持っていきたい持ち物があります。
もしかすると、結局使わなかったとなる持ち物があるかもしれませんが、持っていけばよかったとあとで後悔をするよりも、持って行って使わなかった方がいいです。
あとで悔いが残らないように、忘れ物がないように準備してから出かけましょう。リスト一覧表を作って、前日にチェックをしながら用意するとベストですね。
書類をきれいに持ち運びできるカバンで面接に挑もう!
履歴書や職務履歴書などの書類を持っていくのに、素材がやわらかいカバンに入れて持ち歩くと、混雑している人混みの多い場所や、電車内でカバンがつぶされ、書類が折れ曲がってしまう可能性があります。
折れ曲がらなくても、しわができたりして、美しく保てません。そこで用意したいのが、A4サイズが余裕で入るほどの大きさのあるもので、しっかりとした素材のカバンを用意しましょう。
雨の日はカバンにカバーをして、中の書類が濡れないような工夫も大切です。
カバンの大きさが十分なら、ハードケースのクリアファイルに入れて持っていきましょう。
応募時に提出した書類のコピーは必ず取って持っておこう!
履歴書や職務履歴書は念のためにコピーを取り、カバンに入れておきましょう。
面接のときに履歴書や職務履歴書の内容について質問をされたときに、どんなことを書いてあったのか覚えていないと、動揺や緊張につながってしまいます。
とくに面接の前に筆記試験や長い待ち時間などがあると、余計に思い出せないものです。カバンに入れておけば、面接直前に確認ができるので、余裕を持って面接を受けられますね。
面接にも役立つ!募集要項や会社案内のコピーを持参しよう!
入社したい会社のことを少しでも理解できるように、会社概要や事業計画について調べているとは思いますが、こちらも面接の直前にチェックするためにも、募集要項や会社案内のコピーをカバンに入れておきましょう。
会社側はどれだけ自社に興味を持っているのか知りたいので、しっかりと頭に会社の情報を入れておくことで、好印象を与えられます。どういう事業を行っていて、部署はどのくらいあるのかなど、できるだけ把握しておいてください。
あとは面接のために会社へ向かうときに、地図を調べるのにも必要になります。会社案内には簡単な地図が載っていることもありますので、スマホで調べられない状況のときには、住所と地図が見られるのは安心ですね。
筆記用具はきちんと筆入れに入れて持参!
筆記試験があるかもしれませんので、筆記用具は持参していきましょう。
ここで1点注意したいのが、シャープペンとボールペンだけをカバンに入れておくだけということです。筆記試験で答えを間違えて記入したときに、消しゴムがないと困りますよね。
あとはシャープペンやボールペンをそのまま、机の上に出すのは見た目にもよくありません。きちんと筆入れを用意し、シャープペン、ボールペン、消しゴム、替え芯は最低でも入れておくべきです。
できれば予備として、シャープペンとボールペンは2本ずつ用意しておきましょう。どんな問題が出題されるのかわりませんので、定規も入れておくと良いかもしれません。
採用担当者の連絡先メモは必ず携帯しておこう!
面接へ向かう途中、どのようなトラブルに巻き込まれるかは予想できません。突然のトラブル時には、必ず採用担当者へ連絡を入れてください。そのためにも、スマホで保存しておくのも良いですが、紙のメモでもカバンに入れておくべきです。
そのときは電話番号のほかに、メールアドレスも記載しておきましょう。何らかの事情で相手が電話に出られない場合は伝言を残しておいたあとに、メールでも状況を説明しておいてください。
ここまでやる必要があるのかと思うかもしれませんが、どんな状況でもできる限りの対応をしていることをアピールすることで、相手に良い印象を与えられます。
女性はとくに気を付けたい身だしなみグッズ
混雑した電車内や人混みでは、ストッキングが伝線してしまうリスクが増えます。必ずストッキングの予備をカバンに入れておきましょう。コンビニエンスストアですぐに購入できますが、コンビニエンスストアさえも立ち寄る余裕がないかもしれません。
同様にいつ始まるかわからない女性特有の生理現象に対応するため、生理用品は必ずカバンに入れておいてください。コンビニエンスストアは大変便利なものですが、どういう状況になるかは予想できません。慌てないためには、カバンに入れておいた方が無難です。
男性は必須ではありませんが、暑い季節に面接を受けるときは、脇の汗を拭き取るシートや制汗スプレーを持参しておきましょう。女性でも汗かきの人は持参してください。
必須アイテムに加えて面接に役立つ持ち物
必須ではありませんが、持参しておけば、いざというときに役立つ持ち物について説明していきます。余裕があれば、ぜひカバンに入れておきましょう。
スマホの充電器とUSBケーブルは使用可能かをチェックしてから持参!
面接と筆記試験がセットになっていると、どうしても滞在時間が長くなります。
家から会社が離れている場合は移動時間も含めると相当な時間になりますので、スマホを充電しておくのはもちろんですが、持ち歩き用のスマホ充電器を持参する方がいいでしょう。
久しぶりに使う場合は、充電器に電気を補充するのはもちろんですが、きちんとスマホに充電可能かどうかの確認もしてください。いざというときに使えないのでは、意味がありません。
スマホを充電するのに使うUSBケーブルもきちんと動作するかを確認しておいてください。コンビニエンスストアでは、USBケーブルのみは置いてないところが大半です。
それから、時事ニュースをチェックしたり、会社の場所や会社概要を調べたりするのにもスマホを使うことが多いです。
長い移動時間では、動画やアプリなどを使うこともあり、長く使っているスマホだと、あっという間に電池は減ってしまいます。
いざというときのために身分証明書と印鑑も持参しておこう!
事例は多くありませんが、セキュリティのしっかりとしたビル内に入っている会社では、ビルの出入りに身分証明書の提示を求められることがあります。
呼び出しをすればビルの外まで迎えに来てもらうことはできますが、できれば身分証明書を提示してすんなり通してもらった方が好印象です。
あとは印鑑ですが、たまに面接でも交通費を出してくれる会社があります。交通費を受け取るときに、捺印が必要となりますので、シャチハタではなく印鑑を持参した方がいいでしょう。
持っていなかった場合は、母印やサインなどで済まさなければなりませんが、きちんとした印鑑を持っていた方が好印象になります。
まとめ
一概に面接だけと言っても、いろいろと用意しなければならない持ち物は多いです。
筆記試験はもう済んでいたとしても、いざというときのためにも必須の持ち物は用意していきましょう。万全の態勢で挑むことで、多少でも心に余裕ができます。
面接当日に動揺したり緊張する場面を和らげるためにも、しっかりとした準備で面接場所へ向かいましょう。