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転職面接はマナーに気を付けよう!服装・入退室・言葉のマナー

転職活動中、避けて通れないのが面接ですよね。でも、就活からしばらく時間が経っている人ほど、面接のマナーを忘れて本番で失敗してしまいがちです。そこで今回は、転職面接で求められるマナーについて紹介します。社会人生活が長い人は、この記事を読んで就活面接独自のマナーをおさえ、転職活動に役立てましょう。

転職活動では新卒よりも面接が重視される

転職活動がを始めると、書類審査の際に履歴書や職務経歴書を作成することでまず一苦労しますが、そこは自宅などであらかじめ作成してから提出できるため、推敲する時間も与えられていて、大失敗することはあまりありません。

でも面接は違います。面接だけはその場でのやりとりになりますから、やってみて大失敗だった!ということも十分にあり得ます。面接は失敗のリスクが高いだけではなく、企業側が重視している度合いが大きいため、非常に転職活動の中でウェイトを置くべきものなのです。

筆記試験よりも面接に重きを置くのが転職と新卒の違い

就職活動では、SPI、SCOA、テストセンターなど、適性検査を行う企業が大半です。今ではWEB上での実施を推奨している企業も多く、「筆記」という形式にこだわらないまでも、学生の知的能力、問題解決能力について精査するプロセスは今もなお重視されています。

ところが、転職活動では筆記試験およびWEBテストを実施する企業は、新卒の就活ほど多くありません。中には転職活動のプロセスが面接のみという企業もあります。最も多いのは、書類審査と面接という組み合わせです。

これは、前職を見れば知的能力や問題解決能力については、ある程度把握できることが一因として挙げられます。たとえば前職が就活で厳しいことで有名な企業だったり、就活のプロセスの中にGAB(SPIよりも難易度が高い適性検査)が組み込まれているような企業であれば、その人の知的レベルはボーダーラインを超えたことが予測できます。

また、そのような基礎的な知的能力よりも、実際場面でどのような反応をするのか、人あたりはどうなのか、質問への切り返し方や反応の速さはどうなのかを見極めることで、中途採用者の適応能力を見ることを重視している企業のほうが多いのです。

筆記試験は行ったとしても、本当に問題のあるレベル以外は切り捨てる目的で実施している企業がほとんどであり、転職の中ではむしろその次の面接試験を重視していると思って面接の準備をしておくことをおすすめします。

人柄がわかる!面接で見抜かれる前職の退職理由と転職理由

面接で質問される内容は企業によって異なりますが、多くの企業では「どうして転職をしようと思ったのですか?」というように、転職の動機をきかれることが多いものです。

また、「どうして前の職場を辞めようと思ったのですか?」というような、上記の転職理由に類似した「退職理由」を質問する企業もあります。

転職面接では、退職理由についてはまり触れず、転職理由に重きを置いている企業が多いものですが、どちらも答えられるように準備しておいたようがよいでしょう。

なぜならこの2つの質問で、あなたの人柄や人物背景が浮き彫りになってしまうからです。

転職理由は、「残業が少ないときいて」「前の職場よりも休みが多いので」などの後ろ向きなものはNGです。もちろん休日日数や残業時間が本当の転職理由である人も多いでしょう。

しかし、これだけ答えては、ただやる気のない人だと思われてしまいます。「前職よりも時間外労働が少ないことを知り、帰宅してからの自分の勉強時間が確保できると考えたため転職を志望しました。」というように、残業が少ないことが目的ではなく、残業が少ないからやりたいことができるということが目的だという着地点であると、面接官によい印象を与えることができます。

退職理由についても、「人間関係が悪くて」「給料が安かったので」というだけでは同じくNGです。たとえ理由が本当だったとしても、「人間関係で悩むことが多く、このままでは本来のスキルを発揮できないと考え退職いたしました。」というように、人間関係で悩んでいたことを少しでも前向きな方向にもっていこうとする姿勢が大切です。

退職理由も転職理由も、誰しもがキャリアアップのため…というような前向きな理由とは限りません。ただ、その理由を後ろ向きで終わらせないことも転職面接では重要なのです。

集団面接よりも個人面接でコミュニケーション力を見る

就活での面接試験は集団面接(グループ面接)だったという人も多いでしょう。しかし、転職者の面接は多くが最初から集団面接ではなく個人面接であることが多いものです。

新卒に比べて、中途採用の選考は「欠員補助」などの理由によって時期が分散しているため、面接にかけられる時間と手間が大きいことが理由のひとつです。

特に個人面接の中で面接官に見られているのは、転職者のコミュニケーション力です。経験者として採用するわけですから、新卒や、後輩社員に対してのコミュニケーションだけではなく、「即戦力」として活躍してくれるのかどうかを見極めるために、コミュニケーション力を見抜く必要があるからです。

具体的には、就活のような履歴書や職務経歴書に基づいた質問が多いのですが、書類上書ききれていないことを補足するための質問をされることがあります。

しかしこれは転職者も想定済みの人が多いため、あまり苦労することなく答えることができるでしょう。

問題はそれ以外の質問です。転職面接では、年齢制限を設けないという厚生労働省の取り決めによって、さまざまな年齢層が面接を受けています。中には「年下の上司のもとで働くことになるけど大丈夫?」という質問や、「辞めないほうがあなたのキャリアになるんじゃないの?」という少し意地悪な質問もあります。

これはまだコミュニケーション力を見るためというよりは、現職を離れて転職する覚悟が本当にあるのかを確認するための質問だといえるでしょう。

問題は個人面接で1対1の場面において、面談のような形式で面接試験を行う場合です。質問される→答えるという図式が崩れ、本当に雑談のような面接も転職面接では存在します。

この時、相手の質問に答えるだけではなく、相手の話をきいたうえでの受け答えができているか、そして面接者から質問をするなどの対応ができているかがチェックされています。

マナーとして、雑談形式でも終始くだけすぎない態度でいること、言葉遣いは一貫して敬語を貫くことなどに注意したうえで、面接官との話を楽しむくらいの余裕を持って臨みましょう。

面接前に抑えておきたい!面接場所に到着するまでのマナー

就活から時間が空いてしまった人ほど、「あれ?面接ってどうやるんだっけ?」「面接に行く前にやることあったっけ?」と不安になりがちです。面接当日に後悔しないように、面接場所につくまでの間のマナーを把握しておきましょう。

服装は新卒のリクルートスーツじゃなくてもOK

転職者が面接に臨む場合、特に服装が「私服で」と指定されていなければ、基本的にスーツで参加することがマナーです。反対に、アパレル業界や一部のクリエイト業では、「私服」を指定する企業もありますが、そこにスーツで参加することはマナー違反になります。

以上のような理由により、基本的にスーツでの参加がマナーではあるのですが、新卒が着るようなリクルートスーツでなくても構わない企業が大半です。色としては基本的に黒・紺・ダークグレーを選べばよいのですが、新卒と違って転職者の場合は目立たない程度の柄が入っていても不自然ではありません。

むしろ、新卒のような真っ黒のリクルートスーツを30代などで着ていると、「あまりスーツを持っていないのかな」と思われるかもしれません。

女性の場合も、シャツは新卒のようなレギュラーカラーだとあか抜けない印象になってしまいます。白・淡い青などのパステルカラーであれば、首元の露出度の高くないブラウスをインナーとして着用してもよいでしょう。

面接のマナーとして、かがんだときに胸元が見えないようなものであれば、無地のカットソーでも問題ありません。

約束の5~10分前には必ず到着していること

オンタイムで出勤したり、会議に集合することが癖になっている人ほど注意してほしいのが、面接場所への到着時間です。社会人生活が長い人は、”人を待たせる側”として働いている人も多いでしょう。

でも、面接のマナーとして遅刻は厳禁です。たとえ公共交通機関の遅れだったとしても、予測できるものは回避して別の方法を選ぶべきだと思われますし、そもそもそのような理由で遅刻するのは新卒までだと考えておきましょう。

電車なら遅れる・止まることは予測して、企業と約束している5~10分前には、必ず企業に到着しているようにしましょう。面接に遅れるということ自体が重大なマナー違反ですから、大切な面接において、最初からあなたの印象を悪くしてしまいます。

コートは脱いで裏返しにして手に持っておくこと

企業に到着したら、入り口に入る前に必ず着用していたコートを脱いでおくこともマナーです。到着したら、コートを脱いで手にかけておきましょう。

あまり知られていないマナーなのですが、脱いだコートは裏返して、裏地を見せた状態で腕にかけておくことをおすすめします。裏地が見えるなんておかしい…と思うかもしれませんが、コートの表生地についたホコリなどのゴミを企業内に落とさないためのマナーなのです。

企業内に入ると、コートをかける場所、置く場所について案内されるので、指示に従いましょう。コートをかける場合は、元の表生地に直して、どこかに置く場合は、裏生地が見えたままの状態でコンパクトにまとめて置くようにしましょう。

面接を受ける前にチェック!転職面接、服装のマナー

面接を受ける前に、自宅などで当日着ていくものを一式身に着けてみましょう。さらに、髪型もマナーに含まれるため、面接日の1~2週間前に理容室や美容室で髪を整えたうえで、下記のようなマナーを守りましょう。

男性はスニーカータイプの靴下を履かないように注意

服装が自由な業種・職種で働いていた人が間違えやすいのが、靴下の選び方です。特に夏場は靴下をはかずにサンダルで出勤していたという人は、面接の際にスポーティなスニーカータイプの靴下を選ぶことがあります。

くるぶし丈のスニーカータイプの靴下は、確かにはきやすいかもしれませんが、マナーとして考えるとアウトになります。必ずふくらはぎまでくる靴下で、柄物ではない無地もしくはワンポイントのついた靴下を選びましょう。

色は赤や青などのビビッドカラーは避けて、黒・紺・ダークグレーから選ぶようにすることをおすすめします。

女性も男性も顔が見える髪型にするのがマナー

服装だけではなく、髪型にもマナーがあります。転職者の場合、ある程度自由度が高いこともあって、前髪が長かったり、肩よりも長い髪の毛を結ばずに面接に挑む人も多いものです。

しかし、最低限守っておいたほうがよいのが「顔がよく見えるようにすること」です。女性の場合は「シースルー前髪」が流行していて、目にかかる長さの前髪をわざと隙間を作ってヘアアイロンなどでカールする人が多いようですが、これもマナー違反です。

面接者は短い時間で、あなたを採用してよいものか判断しています。その材料となる、人となりがあらわれるといわれる「顔」は、できる限り露出するようにすることがマナーなのです。

顔が大きいから、自信がないから…という理由で髪の毛を使って顔を隠している人は、面接前にカットするか、女性の場合はきっちりまとめ髪にするようにしましょう。

いよいよ面接!以外と落とし穴がある入退室のマナー

さて、いよいよ面接直前まで時間が迫ってきたら、気になるのが入退室のマナーですよね。転職者でも守るべきマナーをしっかり守って、第一印象を少しでもよいものにしましょう。

ノック3回、「どうぞ」と言われてから入室

面接会場に案内されて、ドアをノックする場合、ノックの回数について深く考えていないと、面接官によっては損をすることになります。ノックの最適な回数は、「3回」です。2回のノックは「トイレの空室確認のノック」といわれており、面接には適していません。

このマナーを知っている面接官に当たった場合、2回のノックをした時点で「トイレノックを知らないのか」と思われてしまいます。

また、4回のノックは多すぎて、面接官にしつこい印象を与えてしまいがちです。少なすぎず、多すぎない、ちょうどよいノックの回数が「3回」なのです。

ノックをして、面接官の「どうぞ」や「お入りください」の声を確認できたら、そこではじめてドアを開きます。中には転職者の面接を複数かかえていて、まだ前の受験者の資料を整理し終わっていない場合もあるため、相手に配慮する意味で「どうぞ」の声を待ちましょう。

面接が終わったらすかさず「ありがとうございました」

「では、これで面接を終わります」と言われたら、あなたはどうしますか?中には、面接官のその後の「どうぞお帰りください」などの促しの言葉を待って、そのまま動かない人や何も言わない人もいるかもしれません。

実は、最後のこの瞬間にも大切なマナーが隠れています。「これで面接を終わります」と言われたら、間髪おかずに「ありがとうございました」と言いましょう。

または「本日は貴重なお時間を頂戴し、面接の機会を設けていただき、誠にありがとうございました」とていねいに伝えてもよいでしょう。

大切なことは、時間をおかずに「忙しい中、自分のために面接をしてくれて、ありがとう」という気持ちを伝えることです。これができない人は、面接してもらって当たり前、面接を受ける側の視点しか持てない人だと思われてしまいます。

お礼を言わずに、「失礼いたします」と退室していく人もいますが、最後によい印象を与えるために、また面接官へのマナーとして、必ずお礼を言うようにしましょう。

まとめ

「転職者だから…」「本番になればできるよ、だって社会人なんだから…」という気持ちで、面接に気を抜いてはいけません。なぜなら、あなたが思っている以上に転職の中で面接は重視されていて、合否を決める決定的な要因になるからです。

面接では受け答えの他に、態度、面接に臨む姿勢、社会的常識があるかなど、言葉では表せない部分も評価されています。だからこそ、面接のマナーを今一度確認し、社会人経験者としてブラッシュアップしていく必要があります。

経験者だからこそ、新卒との格の違いを見せつけるいいチャンスです。紹介してきたマナーを踏まえて、面接練習を重ね、臨機応変さをアピールしましょう。

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