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第二新卒必見!おすすめの転職サイト・エージェントと選び方とは?

近年、就職市場が求職者優位の“売り手市場”となっており、就職率は増加し続けています。その一方で、入社から3年以内に退職をする“早期退職”が年々増え続けているのも事実です。

もしあなたが「新卒で入社した会社から3年以内に退職して転職したい」と考えていれば、“第二新卒”という武器を活かして転職することをおすすめします。

そこで今回は、第二新卒で転職を検討している方におすすめする転職サイト・エージェントと、サービスを選ぶ際のポイントについて紹介していきます。

もくじ

求人情報を得る!おすすめの転職サイト5選

転職において、多くの求人情報を掲載している“転職サイト”の利用は必要不可欠です。転職サイトでは多くの求人情報を得られるうえ、近年では“転職ノウハウ”を提供しているサービスも多くあります。

とはいえ、転職サイトにはそれぞれ得意な分野と苦手な分野があるのも事実です。ですので、自身が希望する業界の情報を得られる転職サイトを、慎重に選ばなければなりません。

ここでは、「第二新卒の転職希望者におすすめする転職サイト」を5社紹介していきます。

『エン転職』20代・未経験に強い転職サイト

『エン転職』は大手転職サイトのひとつで、第二新卒を含む“未経験歓迎”の求人が多いサービスです。未経験歓迎の求人が多いため、「初めての業界にチャレンジしたい」と考えている方と相性が良い転職サイトと言えます。

『エン転職』の最大の魅力といえば「サイトの使いやすさ」でしょう。見たい求人が探しやすく情報も細かく掲載されているため、初めて転職をする方でもスムーズに使えるはずです。求人ごとに「やりがい・厳しさ」「向いている人・向いていない人」「職場風景の動画」などの情報が載っており、入社後のミスマッチを防ぐ仕組みが作られています。

また、ここ数年で急激に成長している転職サイトでもある『エン転職』。現段階でも“大手転職サイト”と呼ばれるにふさわしい求人数を掲載していますが、今後もより多くの求人情報が追加されることが期待できる転職サイトです。

『はたらいく』20代の転職に強いサービス

『はたらいく』は、“新卒・第二新卒歓迎”の求人が多数掲載されている転職サイトです。「『はたらいく』にしか載っていない求人が“93%”ある」とされており、ここでしか得られない情報が多数掲載されています。

『はたらいく』の特徴のひとつに“せきらら求人”というサービスが挙げられます。“せきらら求人”とは、「会社の魅力とともに“厳しさ”も伝える求人」のこと。それぞれの会社らしさを伝えたうえで、「これだけは覚悟してほしい」という情報を掲載し入社後の“ミスマッチ”を防ぐ狙いがあります。

また、サイト内に転職関連のコンテンツが多数掲載されているのも魅力のひとつ。「転職の流れ」「職務経歴書の書き方」「転職者インタビュー」など、さまざまなコンテンツが閲覧できます。

『いい就職.com』既卒・第二新卒専門サイト

『いい就職.com』は、「正社員求人限定」を掲げた第二新卒・既卒専門の転職サイト。サイト内には“第二新卒専門サイト”もあり、第二新卒の転職支援実績も十分なサービスと言えます。

サービス内容として多数の求人情報が掲載されているのはもちろん、アドバイザーによるカウンセリングや面接指導、転職成功のためのワーク、マナー講座などのサポートが挙げられます。ですので「たくさんの求人情報を見つつ、困ったらサポートを受けたい」という方にとっては、魅力的なサービスと言えるでしょう。

また、さまざまな業界や職種の求人がバランスよく掲載されているため、「やりたいことが決まってないから幅広い求人が見たい」という方におすすめです。20代が対象の求人がメインとなるため、第二新卒の方はぜひ利用してみてください。

『キャリトレ』求人・転職ノウハウともに充実

『キャリトレ』は20代の求職者をメイン対象とした、レコメンド型の転職サイトです。サイトから提案された求人に対して「興味があるor興味がない」と回答することで、情報を学習したAIがあなたの興味に合った求人を紹介する仕組みになっています。

「1日5分の転職活動」というキャッチコピーのもと、スキマ時間で簡単にできる手軽な転職活動をサービスの軸として掲げているのも『キャリトレ』の特徴。“プラチナスカウト”という面接確約のスカウトサービスも受けられるため、「転職活動には時間を使いたくない」という方にとってはスムーズな転職活動の手助けとなるはずです。

また、『キャリトレ』が運営する「キャリトレノート」では転職に関するコラムが多数掲載されています。「転職活動をする前に知っておきたいこと」「転職を成功させるポイント」などの記事があるため、『キャリトレ』の利用とともに閲覧してみることをおすすめします。

『Re就活』20代専門の転職サイト

『Re就活』は“20代専門の転職サイト”で、今までの経歴は関係なくポテンシャルや将来性を重視した採用活動をしている企業が集まるサービスです。就業経験が少ない方でも応募できる求人が数多く掲載されており、「経験はアルバイトのみ」「ブランクが長い」という方も安心して利用できます。

また『Re就活』は、20代の転職希望者に向けたイベントを多数開催しているのも特徴のひとつ。各イベントでは企業の採用担当と会話できたり、転職活動に関する講演を受けたりできます。ですので「初めての転職で不安」と悩む方は、『Re就活』を利用してイベントに参加してみるのもいいかもしれません。

ただ気をつけたい点が、掲載されている求人のほとんどが「これまでの経歴を度外視している」ということ。裏を返すと、「とにかくどんな人でも必要」という企業が多いとも言えます。

ですので、中には人材の入れ替わりが激しい“ブラック企業”の求人もないとは言い切れません。とは言っても、もちろん質の高い求人も掲載されているので、「これまでの経歴に自信がない」という方は利用してみてはいかがでしょうか?

プロのサポートを!おすすめの転職エージェント5選

ここまで、第二新卒の方におすすめする転職サイトを紹介しました。数多くの転職サイトがある中、第二新卒という武器を最大限生かせるサービスを利用するようにしましょう。

転職サイトというのは便利なものですが、転職活動を自分で進めなければならないのも事実。もし転職活動においてプロからのサポートを受けたいという方は、“転職エージェント”の利用をおすすめします。

転職エージェントでは、面接対策や書類の添削、応募のサポートなど、さまざまなサポートが受けられるため、初めての転職をする方にはおすすめのサービスです。

そこでここでは、「第二新卒の方におすすめする転職エージェント」について紹介していきます。

『マイナビエージェント』第二新卒の転職に強い

『マイナビエージェント』は業界内でも大手と呼ばれる転職エージェントのひとつで、20代・第二新卒の転職希望者から高い支持を受けているサービスです。細かく丁寧なサポートに定評があり、20代で転職を検討している方は利用するべきと言っていいでしょう。

応募書類の添削や面接対策に力を入れており、書類・面接ともに高い通過率を誇る『マイナビエージェント』。「応募したい業界は決まっているけど書類選考や面接が不安」と悩む方は、質の高いサポートが受けられるはずです。

IT系の企業やメーカーの求人が多いのも特徴で、『マイナビエージェント』でしか紹介されない非公開求人も多数用意されています。もしあなたがIT系の企業やメーカーへの転職を検討していれば、ぜひ一度利用してみてください。

『リクルートエージェント』国内最大手のサービス

『リクルートエージェント』は、業界最大手と呼ばれる転職エージェント。他社を圧倒する求人数の多さやサポートにおける質の高さが魅力的なサービスです。業界最大手ゆえ、転職をサポートするキャリアアドバイザーも経験豊富なため、より具体的なアドバイスを受けながら転職活動を進められるでしょう。

転職の支援をした実績は40万人以上であり、『リクルートエージェント』でしか紹介されない非公開求人が10万件以上あるなど、実績や求人数においては他社を圧倒しているサービスと言えます。その一方でサービスを利用する転職希望者も多く、アドバイザーも多くの転職希望者を抱えている場合があることは覚えておきましょう。

とはいえ、『リクルートエージェント』は実績や求人数ともに他社を圧倒するサービスですので、自分に合う転職エージェントの利用とともに「幅広い情報を得る」という目的で利用してみてはいかがでしょうか?

『DODAエージェント』求人情報の量・質ともに充実

『DODAエージェント』は国内でも最大級の求人数を誇る転職エージェントで、先述の『リクルートエージェント』と並ぶ求人数を誇るサービスです。紹介される求人の数や質も高く、安心して利用できる転職エージェントのひとつと言っていいでしょう。

『DODAエージェント』の最大の特長は、「掲載されている求人数の多さ」と言えます。『DODAエージェント』は転職サイトとしての役割も担っているため、かなり多くの求人情報が掲載されているのです。ですので、質の高い求人情報をたくさん見ながら活動をしたい方にとってはもってこいのサービスになります。

また、『DODAエージェント』では企業からの“スカウトメール”がとても多いため、「自分のどの部分が企業に求められているのか?」ということを知るキッカケを得られるはずです。

『ワークポート』IT関係に強い転職エージェント

『ワークポート』は、IT・インターネット系に強い総合型の転職エージェント。第二新卒向けの“未経験歓迎求人”も数多く紹介されており、IT関係への転職を希望する方は利用したいサービスと言えます。

『ワークポート』は、“IT関係に特化した”転職エージェント。求人数こそ総合型の大手エージェントに劣りますが、業界に関する知識や経験が豊富なコンサルタントが在籍しているため、より具体的で専門性の高いアドバイスが受けられます。

また、IT関係に特化しているとは言っても、多くの求人情報を掲載している『ワークポート』。IT関係の幅広い情報を集めつつ職種を絞っていきたい方にとっては、利用をおすすめしたい転職エージェントです。

『ウズキャリ』第二新卒専門の転職支援サービス

『ウズキャリ』は、第二新卒の転職希望者のサポートに特化した転職サービスです。サービス的には転職エージェントと同様で、今後のキャリアプランに関する相談や面接指導、応募のサポートなどが受けられます。

『ウズキャリ』の魅力は、やはり“第二新卒専門”という部分でしょう。第二新卒専門のサービスということは、第二新卒の転職に強いのはもちろん、求人を出している企業も「第二新卒者を歓迎している」と言えます。ですので第二新卒をネガティブに捉えられることがなく、あくまで“武器”として堂々と活用できるのです。

また、転職のサポートが充実していることも『ウズキャリ』の魅力のひとつ。実際の利用者からも「サポートが充実している」という声が多くあがっているので、「転職活動をトータルでサポートしてほしい」と考えている方にはおすすめしたい転職エージェントです。

第二新卒必見!転職サイトを選ぶポイントとは?

新卒で入社して3年以内に退職する人が増え続けているなかで、転職市場では“第二新卒の採用”が注目されています。転職市場において第二新卒は、「ビジネスマンとしての基礎を習得しており、今後の伸びしろにも期待できる人材」として見られているのが現状です。

もしあなたが第二新卒者に該当するのであれば、その武器を正しく活かせるサービスを利用するべきでしょう。では、第二新卒という武器を活かすためにはどのような転職サイトやエージェントを選ぶべきなのでしょうか?

ここでは「第二新卒の転職希望者が、転職サイトやエージェントを選ぶポイント」を紹介していきます。武器を正しく活かし、スムーズな転職を実現させましょう。

自分の“やりたいこと”を事前に明確にしておく

転職をするうえで、転職サイトやエージェントなどのサービスを利用することは必要不可欠です。ただその前に、あなた自身が「なぜ転職したのか?」「今後は何をしたいのか?」ということを正しく整理しない限り適切なサービスを選べません。

転職サイトやエージェントは、それぞれ得意分野を持っている場合がほとんど。その得意分野を活かすことは、転職サービスを利用するうえで大切になります。もしあなたが転職した理由や希望する条件を明確にしていなければ、必要なサービスを選べませんし受けるサポートの質も下がるでしょう。

また、先ほど「第二新卒は転職において武器になる」とお伝えしましたが、それはあくまで大勢の捉え方あり、すべての企業における共通認識ではありません。企業の中には「すぐに仕事を辞める」「前の会社と合わなかった」という評価をする担当者も少なからずいます。ですので、まずはあなた自身が転職をする“理由”と今後求める“条件”について整理しておきましょう。

自身の希望条件に合ったサービスであることは必須

繰り返しますが、転職サイトやエージェントはそれぞれ得意分野を持っている場合がほとんどです。その得意分野と自身の希望条件を一致させることで、適切なサポート受けながらスムーズに転職活動を進めるようにしましょう。

例えば、あなたが第二新卒であるのに“管理職特化のサービス”を利用しては非効率ですし、IT関係を希望していないのに“IT関係特化のサービス”を利用すれば良い求人とは出会えないでしょう。これでは納得のいく就職はできませんし、最悪の場合、妥協して転職先の会社を選ぶことになりかねません。

転職サイトやエージェントはとても便利なサービスである一方で、使い方を間違えると転職の“妨げ”となってしまう可能性もあります。ですので、あなたの希望条件を意識しながら利用するサービスを選ぶようにしてください。

特化型のサービスとともに総合型も併用する

転職サイトやエージェントに利用において、それぞれのサービスの得意分野と自身の希望条件を一致させることは必要不可欠です。ただ、自身が希望する条件と一致した特化型のサービスだけではなく、総合型の大手サービスを併用することをおすすめします。

なぜなら、特化型の転職サイトやエージェントのみで情報収集した場合、どうしても情報が偏ってしまう可能性があるからです。特化型のサービスは特定の分野に強みを持つ一方で、情報の“幅”が狭い傾向にあります。ですので、特化型のサービスのみを利用していれば「転職における“視野”が狭くなってしまう」でしょう。

もちろん、「第二新卒を活かしたい」「IT業界に転職したい」などさまざまな思いがあるとは思いますが、自身の希望条件に合った転職サイトやエージェントとともに総合型のサービスを利用し、広い視野を持って転職活動を進められる環境を作るべきです。

第二新卒の転職をサポートした実績があるサービス

あなたが第二新卒である場合、第二新卒の転職をサポートした実績が多いサービスを利用するべきです。第二新卒という武器を最大限に活かし、あなたが理想とする転職を実現させましょう。

先ほどお伝えした通り、第二新卒に特化した転職サイトやエージェントというのは、第二新卒の転職に強いのはもちろん、そのサービスに求人を出している企業も「第二新卒者を歓迎している」のです。つまり第二新卒の転職希望者に対して“ポジティブ”な見方をしていると言えます。

また第二新卒に特化したサービスでは、第二新卒ならではの悩みを解決した実績も多くあるため、いまのあなたにとっては「受けたいサポートを受けられる」はずです。ですので総合型の大手サービスとともに、第二新卒の転職に強い転職サイトやエージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントは“サポート力重視”で考える

転職サイトにおいて、サービスを選ぶべき基準は「自分の希望条件に合うサービスか?」という点でしょう。しかし転職エージェントでは、この点とともに「質の高いサポートが受けられるか?」という点も判断材料に加える必要があります。

というのも、転職エージェントを利用する最大のメリットは「プロから転職のサポートが受けられる」という点です。このサポート部分の質が低い転職エージェントは利用するべきではありません。

サポート力を判断する材料として、やはり“口コミ”を参考にするといいでしょう。サービスによっては「利用者の声」というコンテンツがありますし、サービス名で検索をすれば「利用した感想」という形でさまざまな評価がされているはずです。

また、実際に少しだけ利用してみて継続するかを判断する方法もあります。もちろん時間や手間はかかってしまいますが、基本的に転職エージェントは無料で利用できますし、転職という大切な人生の分岐点のために時間をかけることも考えていいでしょう。

まとめ

近年、“第二新卒”というのは転職市場において武器となっています。その武器を最大限に活かし、あなたが理想とする転職を実現させるようにしましょう。

そのためには、転職サイトやエージェントなどの支援サービスの利用は必須になります。あなたに合ったサービスを利用できれば、転職活動において心強い味方となってくれるはずです。

転職サイトやエージェントを選ぶうえでのポイントは、

  • 事前に自分の希望条件を明確にしておく
  • その希望条件に合ったサービスを利用する
  • 総合型と特化型のサービスを併用する

ということ。この部分をしっかりと意識してサービスを選べば、あなたが受けたいサポートを受けられるはずです。あなたに合った転職サイトやエージェントを利用し、あなた自身の“やりたいこと”を実現させましょう。

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