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学ぶ姿勢で仕事ができるか決まる!上司は見ているあなたの学ぶ姿勢

学ぶ姿勢ができていない!と怒られた経験はありませんか?そんな経験があって今は学ぶ姿勢がしっかりできているという人はきっと仕事ができる人でしょう。

しかし、言われた経験がないけど、学ぶ姿勢がないために、諦められている人もいます。そんな場合は要注意です。仕事ができないと自分で感じていてもどうしてなのか分からない。まわりは仕事を早く覚えるのに私は遅い。と思う人は今回の記事を読んでください。

学ぶ姿勢によって仕事ができるかどうかが決まります。

もくじ

どうして学ぶ姿勢が仕事で重要視されるのか?

新入社員の頃は特に、学ぶ姿勢が大事と何度も言われたことがあると思います。それは、学ぶ姿勢で仕事ができるかできないか、出世できるかできないかが大きく変わってくるからです。

入社してすぐは、仕事ができなくて当たり前でも、日がたつにつれて、仕事ができる人とできない人の差は明らかになっていきます。学ぶ姿勢がしっかりとできている人は、積極的に仕事を早く覚えようと頑張ります。一方で、学ぶ姿勢ができていないと、いつまでたっても受身で仕事をするばかりです。

このように学ぶ姿勢が違うと、毎日の仕事の積み重ねで、仕事ができる人になれるかどうかに影響するのは目に見えています。

仕事ができる人になるための学ぶ姿勢

学ぶ姿勢によって仕事ができるかできないかが決まるのであれば、それはとても重要なことです。学ぶ姿勢がなっていないと指摘されることはあっても、実際どのような姿勢でいれば良いのか分からないこともあるかもしれません。

ここでは、仕事ができるようになるための学ぶ姿勢7つを見ていきます。どれも当たり前のことが多いですが、知っていてもできていないことが多いのが事実です。

学ぶ姿勢を早い段階で見直すことができれば、仕事がもっとできるようになります。できる仕事が増えれば、まかせてもらえる仕事が増えるので出世につながります。

仕事を早く覚えるように努力する

学ぶ姿勢が良いと感じるのは、仕事を早く覚えようとしてるかどうかです。仕事を教えてもらっている際に、聞いているだけではなくメモをとることは必須です。これぐらい覚えておけると思っても、後で忘れてしまうものです。

一度聞いたことをメモしないで忘れてまた質問するようでは、学ぶ姿勢が十分でないとみなされます。一度教えてもらったことはメモして後から見返して分かるようにしておきましょう。

そして、教えてもらったことで分からないことがあったら、その時にすぐ質問することです。理解できないままにしておくと、仕事を間違ってしまうことにもなります。

仕事をやらされていると思わない

仕事をやらされていると思う人は、仕事を早く覚えようという気持ちがありません。それよりも目の前の嫌な仕事に対してネガティブな感情ばかりです。仕事をやらされていると思っていると、嫌々やるので仕事の作業スピードが遅く、結果も良くありません。

仕事ではもちろん嫌なこと、やりたくないこともたくさんあります。それでも、自発的に仕事をすることで新しいアイディアが生まれることがあります。仕事がもっと楽しくなる瞬間があります。

どんな仕事でもやらされていると考えずに、そこから学べることを探して取り組むようにしましょう。

失敗を恐れずにいろんなことに挑戦する

新しいことや、これまでしたことがないことに挑戦するのが苦手な人がいます。それは失敗を恐れるからでしょう。しかし、失敗を恐れていては、仕事での成長がありません。

新しいことをどんどん吸収したいと思っていると、それは学ぶ姿勢に現れます。分からないことは自分で調べたり、誰かに積極的に聞くでしょう。新しいアイディアを考えて自分で企画書を作って上司に提出することもあるでしょう。

仕事では得意なことも不得意なことも、いろんなことを行わなければなりません。部署異動が頻繁にあるなら、これまでしたことがないからできませんとは言ってられません。

失敗を恐れずに、いろんなことに挑戦して、自分にできる仕事を増やしていくことが良い学ぶ姿勢です。

まだまだ知らないことがたくさんあると思う

自分はいろんなことを知っていて賢いと思うようなタイプの人は、人から教えてもらうことは何もないと傲慢になりがちです。人が何か教えてくれていても、教わろうという気持ちがないので、学ぶ姿勢がないとみなされます。

そうではなく、自分にはまだまだ知らないことがたくさんあると思うことで、学ぶ姿勢が良くなります。知らないから教えてくださいと言える人のほうが、誰でも教えてあげようと思うものです。

できることがたくさんあるのは良いことですが、まだまだ知らないことがたくさんあるという謙虚な気持ちを持つことは大切です。

学ぶことは自分の責任だと考える

仕事で教えてもらって当たり前と思うのではなく、自分から学ぼうとする、学ぶことは自分の責任だと考えることが必要です。よくある言い訳が、学校や親から教えてもらってないからわかりません、できませんという言い方です。

学ぶことは自分の責任だと考えると、自発的に足りない知識を自分で埋めようとします。仕事で分からないことがあったら、教えてくれてないからできませんとは言えません。何を知っていて、何が分からないか自分で知っておく必要があります。

そして、足りない部分を埋めるために、自分から誰かに教えてもらいましょう。

固定観念で視野や考え方を狭くしない

固定観念があると、視野が狭くなってしまいます。上司はこうあるべき、仕事はこうするべきと思う考えが強すぎると、まわりと衝突してしまいます。

そんな人は、学ぼうという姿勢にかけている傾向があります。自分が学ぶのではなく、周りが変わらなければならないと思っているからです。これでは仕事はスムーズに進まないし、人間関係を良好に保つことも難しいでしょう。

固定観念を持たずに柔軟に考えることで、視野は広がります。視野が広がるといろんな人の意見を聞き入れられるようになり、もっと学んで成長しようという姿勢に変わります。

フィードバックを生かして改善する

学ぶ姿勢に欠けていると、フィードバックに対して、人から文句や批判を言われていると感じることがあります。上司や先輩からすれば、仕事をもっと効率良くするためのアドバイスであったり、もっと良い資料を作ってもらうための意見です。

フィードバックが素直に受け入れられない人は、損をします。仕事での成長はあまりできないし、まわりも諦めて教えてくれなくなる可能性があります。

フィードバックをしてくれることに感謝しましょう。そして言われたことをしっかりと聞いて受けとめ、改善していくことが大切です。それが良い学ぶ姿勢です。

学ぶ姿勢は何歳になっても大切なもの

学ぶ姿勢が大事なのは、新入社員や若手社員だけだと思っている人がいます。本当は、何歳になっても学ぶ姿勢は大切です。年齢は関係ありません。

役職が上がるにつれて、学ぶことは何もないと自分の知っている範囲だけの仕事をしようとする人がいます。しかし、もう学ぶことは何もないという人はいません。何歳になっても知らないことはたくさんあります。

自分はまだまだ知らないことがたくさんあると思うこと。そして知らないことがあれば、謙虚な気持ちで教えてくださいと言えるようでありたいものです。

学ぶ姿勢があれば、いつまでも成長できます。仕事で出世できるだけでなく、部下やまわりからの信頼が増えて、仕事が円滑に進んでいくでしょう。

まとめ

学ぶ姿勢が仕事ができるかどうかに大きく影響することが分かりました。学ぶ姿勢が良くないと早く仕事を覚えることができません。同じタイミングで入社した人がどんどん仕事を覚えていくなかで、同じ仕事しかできない場合が出てくるかもしれません。

仕事を覚えるのが早い人をうらやましく思うことがあっても、それは学ぶ姿勢があるかどうかで誰にでも改善できることです。学ぶ姿勢ができていなくて、仕事はできない、出世できないと損をするよりも、今すぐ学ぶ姿勢を身につける必要があります。

今回ご紹介した7つの学ぶ姿勢ができているかどうか自分自身を見直してみましょう。そして、改善できることからやってみて、学ぶ姿勢を身に着けましょう。

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