職場の悩み

真面目系クズの特徴とは?活躍の場が広がる3つの仕事をご紹介!

真面目系クズという言葉を耳にしたことのある方も多いかもしれません。「真面目」と「クズ」というまるで火と油のような意味を持つ二つの言葉が組み合わさり生まれた言葉なのですが、そのアンバランスさがコミカルなこともあって、今ではかなり定着してきたように思います。

具体的には「君って真面目系クズだよね」「◯◯さんって、もしかして真面目系クズ?」のような使われ方をするのですが、それが必ずしも悪口とは限らないといった点もまたユニークです。今回は、そんなある種憎めない存在である真面目系クズについて、その特徴や向いている仕事等を考えてみたいと思います。なお、筆者は真面目系クズという言葉を蔑視として使っているわけではなく、あくまで人間的特徴を表す一つの表現として用いていることをご理解頂ければ幸いです。

真面目とクズが同居してる?真面目系クズの特徴は?

真面目系クズの特徴は、一言で言うと「表面上は真面目だけど中身はクズ」というところでしょうか。彼らは一見人が良さそうで害がなく、また周囲に対しても物腰柔らかな対応をするため、初対面では他人に好かれやすい性質をしています。ですが、その内面は努力が嫌い、働きたくない、楽したい等といったものから他人を見下して優越感に浸るといったものまで、様々なクズ要素を兼ね備えています。別に彼らもなりたくて真面目系クズになったわけでもないのでしょうが、もう少しその特徴を詳しく見ていきましょう。

真面目系クズの特徴は、外面が良くて付き合いやすいところ

真面目系クズの特徴としては、とにかく外面が良く、初対面の人に好かれやすいといったものが挙げられます。彼らはある種効率に拘っているところがあり、他人から嫌われるということがいかに人生を生きる上で効率が悪いかを理解していますので、なるべく周囲と摩擦をおこさないよう物腰柔らかく対応することを心がけているようです。

外面の良さというのは、社会という荒波の中で自分の身を守る鎧のようなものですので、真面目系クズは自分が傷つかないよう何重にも鎧を着ている節があるのではないでしょうか。そういった点では、真面目系クズは臆病な性格をしているとも言えそうです。そのような性質があるため、彼らは初めて会う人や付き合いが浅い人からは好かれる傾向がありますが、付き合いが深くなって腹の中を曝け出すようなフェーズになると、その底の浅さから敬遠されてしまうこともあるようです。

真面目系クズの特徴は、あらゆる面において無気力であること

真面目系クズは、人生においてやりたいことや目指したいものが特にないため、結果として無気力に生きているといった特徴があります。人間は何か目標を立てて、それに向かって努力する過程で様々な能力や経験を身につけることができ、その繰り返しで成長することができる生き物です。

ですが、真面目系クズはそのサイクルを実行することがありませんので、いつまで経っても本質的に成長することができず、次第に周囲との温度差が開いていってしまいます。世の中、努力したことが必ずしも報われるとは限りませんが、多くの人はその成功する可能性に目を向けて邁進することを厭いません。ですが、真面目系クズの場合は失敗する確率に目を向け、なるべく無駄な努力はしたくないと思っている節があり、それが彼ら特有の無気力に繋がっているのでしょう。

真面目系クズの特徴は、あまり秀でたものがないところ

そのような特徴を有しているため、真面目系クズにはこれといって秀でた能力やスキルがありません。彼らは要領が良いので、何をやらせてもある程度までは器用にこなすのですが、若い内はともかく、歳を経るにつれ周囲や社会が要求するレベルが上がってきますので、結果的に器用貧乏になってしまうことが多いでしょう。

また、何かに打ち込んだことのない人は、誰かと深く付き合うこともまた難しいのではないでしょうか。何かに打ち込んだプロセスというのは、成功失敗に関わらず、その人の濃密な人生経験の一部になりますので、それを持たない真面目系クズはあまり他人と積極的に打ち解けることができないのかもしれません。

そのような特徴は就職活動を行う際に明確になるようです。就職活動では自分の得意なことや打ち込んだものをアピールしなければなりませんが、真面目系クズはそのようなものを持ち合わせていないため、就職活動で苦戦してしまうこともあるようです。勿論、持ち前の外面の良さや要領の良さで楽々とこなしてしまうケースもあるでしょうが。

社会に適応できる?真面目系クズに向いている仕事って?

それでは、そのような特徴を有した真面目系クズに向いている職業を考えてみたいと思います。基本的に真面目系クズは頭が良く要領も良いため、どのような仕事をやらせてもそれなりに上手くこなすでしょう。

ただ、基本的に彼らは無気力で他人と積極的に関わることが苦手なため、仕事に対する情熱やモチベーション、そして密接な関係を要求される職種は向いていません。あくまでも淡々と、やろうと思えば要領良く効率良くこなすことのできる仕事が合っているのではないかと思います。

では、実際に真面目系クズに向いている職業を見ていきましょう。

真面目系クズに向いているのは、ルート営業職

営業職は、真面目系クズの外面の良さが武器になる職業といえるでしょう。特に、既に販路が定まっており、一定の人間関係のみを維持すれば良いといったルート営業であれば真面目系クズの関係の浅い人に好かれやすいといった性質を大いに活かすことができます。

ですが、ソリューション営業や新規開拓営業等、自分から果敢に相手との距離を詰め、ニーズを聞き出し、適切な提案をするといった自主性が求められるものはあまり向いていません。真面目系クズは消極的であることも特徴の一つですので、あくまでも言われたことを言われた通りにこなすという仕事が向いているようです。

また、営業職であれば外に出向くことが多いため、結果さえ出していれば(あまりお薦めはしませんが)サボることが可能といった点も真面目系クズと相性が良いでしょう。真面目系クズは基本的に仕事に対するやる気がありませんので、規定の仕事をこなしたらあとは自由というような職場ならそれほどストレスなく勤めることができるのではないでしょうか。

真面目系クズに向いているのは、マニュアルに沿った接客業

また、大手量販店等での接客業も向いているようです。接客業というのは基本的にマニュアル化されており、それに沿って業務を行えば良いだけですので真面目系クズに向いている職種と言えるでしょう。その傾向は大手量販店であればあるほどに顕著であるため、逆に個人経営のお店等であれば臨機応変な対応が求められてしまうかもしれません。

勿論、接客ではなくバックヤードの仕事も問題なくこなせるでしょう。こちらも日々の業務はルーチン化されており、基本的には指示された通りのことを行っていれば良いので、真面目系クズには向いている職種です。

ただ、売り場責任者や店長といった立場になってしまうと、自分で売上を向上させる施策を考えたり、アルバイトやパートとの人間関係を構築しなければなりませんので、少々荷が重くなってしまうかもしれません。

真面目系クズに向いているのは、自主性を求められないライン作業

真面目系クズには工場のラインのような流れ作業も向いている職種と言えるでしょう。流れ作業は特に考えることもなく、流れてくる商品を適切に処理すれば良いだけであり、また緻密なコミュニケーションも求められませんので、自主性の乏しい真面目系クズとは相性が良いのではないでしょうか。

ライン作業を人員を募集しているのは主に製造業であり、製造業というのは品質管理を徹底して行わなければなりません。そのため、工程管理が非常に効率よく配分されていたり、従業員がミスをしないよう適切な頻度で休憩を入れる等の配慮を行っている場所も多いようです。それでいて仕事はそれほど難しいというわけではないため、楽して効率良く仕事をしたいという真面目系クズの希望と合致するのではないでしょうか。

真面目系クズはいいこと?悪いこと?

真面目系クズという言葉は必ずしもネガティブな意味で使われるわけではありませんが、多くの場合は悪口的な意味を持つ言葉です。ですが、真面目系クズとはあくまでも人間が持つ性質の一つにしかすぎず、それとどう付き合い、どう活用していくのかは本人次第です。あまり適切に活用できず周囲に迷惑ばかりかけていれば真面目系クズという言葉に蔑視的な意味が込められますし、そうでなければ好意的な意味で使われることもあるかもしれません。(さすがにその場合はクズという言い方にはならないかもしれませんが)

それは、真面目系クズに限ったことではなく、人間の持つ性質全般に言えることでしょう。性格や特性、才能といったものに絶対的な良し悪しはなく、それとどう向き合いどう活用するかといった点が大切になるのではないでしょうか。

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