世の中には「何をやってもうまくいかない人」がいます。何をやってもうまくいかないということが当たり前になると、怖くて何もできなくなりますよね。
反対に、「何をやってもうまくいく人」もいます。あなたの身の回りにも、「あの人は何でもできるよな」という人がいませんか?
さて今回は、「何をやってもうまくいかない人」の特徴と、それに対する改善策をご紹介していきます。何をやってもうまくいかないということで悩んでおり、自分の殻を破りたい人は必見です。
この記事を読むことで「何をやってもうまくいかない人」から脱却できるかもしれません。
もくじ
何をやってもうまくいかない自分を好きにはなれない
「何をやってもうまくいかない人」は、なかなか自分のことが好きになれません。なぜか分かりますか?
それは、今まで失敗を繰り返してきたことで、自分に自信が全くないからです。そんな状態で、自分のことを好きにはなれないですよね。
想像してみて下さい。例えば、学生時代から何をやってもうまくいかなかった自分。就職活動や転職活動も思うようにいかず、やっと決まった勤め先でも失敗を繰り返してしまう。失敗して怒られてを繰り返している自分を、好きになれますか?
逆に、「何をやってもうまくいく人」は、自分のことを好きな傾向があります。自分に自信もありますし、当然ですよね。
どうせ1回きりの人生。「何をやってもうまくいかない人」から脱却し、少しでも自分のことを愛してあげたいですよね。
さて、それぞれの特徴と改善策をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
「無理だ」と思ったらすぐに諦める人?
「何をやってもうまくいかない人」にほぼ共通することがあります。それは、「無理だ」と思ったらすぐに諦めてしまうことです。
諦めるまでのスパンが異常に早いので、「あともう少し続けていれば成功したかもしれないのに」という感覚さえ分からずにいます。
そして、大体の場合、「自分なんか」「どうせ」「でも」という言葉が口癖です。何かしらの言い訳や口実を作り、すぐにやめていきます。
「諦め癖」や「逃げ癖」は一度ついてしまうと厄介なものです。どんどん自分の可能性を狭めていきます。
自分の可能性を信じてあげて!もう少し続けてみよう
「無理だ」と思ったらすぐに諦めるのではなく、自分の可能性を信じ、あともう少しだけ続けてみましょう。結局、いつ成功するかなんて誰にも分からないのです。あなたが何かを諦めてしまった次の日に、大きな成功をしていた可能性もあります。
とはいっても、いきなり「続けてみよう」と言ったところで、なかなか難しいですよね。そこで、おすすめな方法が2つあります。
まず1つが、スタートダッシュに力を入れすぎないこと。120%の力で1か月間だけ取り組むのと、80%の力で1年間取り組むのとでは、後者の方がいいのです。「何をやってもうまくいかない人」は、最初の威勢だけよく、途中で体力が切れることも多いようです。
そして2つ目が、100%の完璧を目指さないということ。70%ぐらいの完成度で継続させた方がいいのです。100%を追い求めてしまった結果、「俺には無理だ」となってしまった経験はありませんか?
継続は力なりです。
どんなことに対しても目標がない人?
「何をやってもうまくいかない人」には、人生に対する目標だけでなく、仕事においての目標やプライベートにおいての目標もなかったりします。
目標がないと、目指す地点がないので、何をするにしても中途半端になってしまいます。中途半端な結果、何かをやり遂げることもなく、いつまで経っても自分に自信がないままなのです。
逆に、「何をやってもうまくいく人」は、小さな目標・大きな目標を何度も達成しています。目標を達成することで、自分に自信とパワーが宿り、さらに物事に挑戦したくなります。
まずは小さな目標から!一歩ずつ前に進もう
改善策として、まずは小さな目標を作ることです。繰り返しますが、目標がないままだと、何かを達成した気分にもなれず、いつまで経っても前には進めません。
小さな目標に関しては、何でもいいのです。例えば、「〇日までに〇〇の仕事を受注する」「〇月までに5キロ痩せる」「〇月までに〇〇資格を取得する」などなど。
おすすめのやり方としては、複数の目標をノートに箇条書きで記載し、達成したら二重線で消していく方法です。
これにより、目標達成の可視化が可能です。何をやってもうまくいかないと悩んでいた人でも、「こんなに達成できたんだ」「もっと目標を増やしてみよう」とポジティブ思考になれるのです。
そのうち、どんどん色々なことに挑戦してみたくなりますよ。表情も明るくなり、異性にモテ始めるかもしれません。
プライドが高くて人に相談できない人?
「何をやってもうまくいく人」に限って、プライドが高ったりします。プライドが高いと、あまりいいことってありませんよね。
会社で、「もっと人に相談すれば早く仕事が終わるのに…」と思う不器用な人っていませんか?プライドが邪魔しているのか、人に頼んだり、相談したりがなかなかできないようです。
人に相談ができないと、全部自分で抱え込み、全部自分で解決していくことになります。心にも負担になりますし、とにかく効率も悪いですよね。
「何をやってもうまくいかない」からこそ、人にたくさん相談するべきなのです。
1人で抱え込まないで!できる人ほど相談してる
改善策として、1人で抱え込まずに、何でも相談することです。実際、できるサラリーマンほど人にたくさん相談しています。その方が効率もいいですし、「人を(いい意味で)巻き込むことで、仕事がしやすくなる」ということを知っているからです。
ただ、プライドが高いとなかなか相談もしづらいですよね。そういう時は、「相談しやすい人」を1人でいいので見つけることをおすすめします。
10人いれば1人ぐらいは相談しやすく、あなたの味方になってくれる人がいるはずです。その人を中心に相談するようにし、心の鎖を溶かしていきましょう。
心の支えがいると思うだけで力強いですよね。1人で抱え込まずに、徐々に解放してあげることであなた自身生き生きとしてくるはずです。
そもそも自分に自信がない人?
「何をやってもうまくいかない人」は、自分に自信がありません。今まで失敗を繰り返してきたわけですから、自信がないのも当然ですよね。
では、自分に自信がない人が自信を取り戻し、「何をやってもうまくいかない人」から脱却するにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、先に記しましたが、すぐに諦めることをせず、小さな目標を1つずつ達成し、成功体験を積み重ねていくことです。
日々の地味な積み重ねが、「何をやってもうまくいく人」への近道です。
小さな成功体験が自信に繋がる!
一番問題なのが、小さな成功体験が皆無で、過去の駄目な自分ばかりを思い出している状態です。これだと、いつまで経っても負のループから抜け出せず、気が付いたら40歳、50歳になってしまいます。
その負のループから抜け出すためには、やはり、小さな成功体験を積み重ねていくことです。「成功体験に囚われすぎるな」なんて言われたりもしますが、「何をやってもうまくいかない人」はそもそも成功体験の数が少ないので、まずは積み重ねていくしかないのです。
やがて、「自分でもできるんだ」と思えるようになります。気が付いたら、「自分なんか」「どうせ」「でも」という言葉も使わなくなっているはずです。
表情も明るくなり、健康面や精神面にもいい影響を及ぼすことでしょう。
引き寄せの法則で負のループへ。ポジティブさが大事
あなたの身の周りに、どんな時でもポジティブシンキングな人っていませんか?ポジティブさは、「何をやってもうまくいかない人」から脱却するために重要な要素の1つです。
結局、小さな目標を達成したところで、「でも自分なんか」「どうせ次は失敗するだろう」なんて思っているようでは何も改善しませんよね。
根底にあるのは、感情です。ネガティブシンキングなままだと、どんどん悪いものを引き寄せます。逆に、ポジティブシンキングでいつもいると、どんどん良いものを引き寄せるようになります。これを「引き寄せの法則」というのです。
ネガティブシンキングで悪いものばかり引き寄せ、負のループに陥らないように充分気を付けてくださいね。心掛け次第で、180度変わりますよ。
まとめ
さて今回は、「何をやってもうまくいかない人」の特徴4つと、それに対する改善策をご紹介してきました。
人間は誰しも、人に認めてもらいたいという「基本欲求」を持っています。「何をやってもうまくいかない人」は、自分に諦めているようで、本当は早く脱却し、誰かに認めてもらいたいはずです。
これを機に、ぜひ自分の殻を破ってみてください。繰り返しますが、今回ご紹介した改善策を、日々地味に積み重ねていくことが「何をやってもうまくいく人」への近道です。
仕事だけでなく、プライベートにもいい影響を及ぼし、人生が潤うようになるはずです。生き生きと、様々なことに挑戦できるようになり、自分のことも誰かのことも心から好きになれますよ。
幸運を祈ります!