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社会人経験なしでも就職はできる!逆境をチャンスに変える逆転の発想

社会人経験とは、一般的には学校を卒業してから仕事をしていた経験のことを指します。この仕事にはアルバイトやパート、派遣社員などの正社員ではない就業形態も含まれることが普通です。

社会人経験なしとなれば、これらの就業形態も含めて一切の就業経験がないということになります。様々な要因でこの社会人経験なしという状況になっている人がいるわけですが、そういった人が就職を目指した場合にこの社会人経験なしというものがどのように作用するのでしょうか。

この辺りを考慮しながら、実際に社会人経験なしで就職を目指すにはどうすべきか、また就職以外に手はないのかなどについて考えてみましょう。社会人経験なしであっても、道は沢山ありますし悲観することは何もありません。

もくじ

社会人経験なしは良くないことだとあなたは思いますか?

一口に社会人経験なしといっても、その状況に至った理由は人それぞれです。止むを得ない理由から、社会人経験なしとなる場合もありますし、自らの選択の結果によってそうなった場合もあります。

また、本来はアルバイトや派遣社員は社会人経験あり、とされるはずなのですが、これらの場合は社会人経験として認めてくれない企業もあります。

どのような理由で社会人経験なしとなるのか、またその理由ごとに相手側の対応は変わるのかなどをいくつか考えてみましょう。あなたは社会人経験なしという経歴が、全て良くないことだと思いますか?

肉体的なことが理由で社会人経験なしとなった場合

就職を考えるタイミングで怪我をしたり、病気を患ってしまったりした場合に考えられるパターンです。遊びに行ったりして、しなくても済むはずの怪我をしたなどは自業自得ですが、そうでない場合は不運としか言いようがありません。

しかし、新卒としての就職のタイミングを逸してしまうことは事実なので、治療が完了しても上手く流れに乗ることができない場合もあります。どのようにして自分に非がないかを証明するかが、この場合の最大の課題になります。

この部分をしっかりと解決することができれば、社会的にはそれほど問題視されることもありませんし、就職活動を行う場合においてそれ程不利には働かないでしょう。病気や怪我の診断書など、社会的に認められる証明書をどれだけしっかりと用意しているかが重要です。

精神的なことが理由で社会人経験なしとなった場合

肉体的なことが理由で社会人経験なしになった場合と似ている部分がありますが、こちらの方が問題の根は深い場合が多いです。こちらの場合は自業自得でそうなったという状況は、ほぼありません。

そうであるにも関わらず、社会的にはこちらの方が良くないことと受け取られることが多く、就職活動などではより一層それが顕著になる場合が少なくありません。診断書などを用意することは可能ですが、用意しても肉体的な場合に比べて有用に働いてくれないことも多いです。

精神疾患は誰でもなりうる可能性があるにも関わらず、いまだに社会的理解は低く、就職活動においては大きなマイナスと取られてしまうこともあります。そういった症状を患っているということを受け入れてくれる会社や企業もあるにはありますが、絶対数としては非常に少ないのが現状です。

患ってしまった原因が、本人の責任によるところが多い場合もありますが、患いたくて患っている人は1人もいません。今現在、昔に比べれば少しずつ改善されていますが、未だに根深い部分もあります。診断書などの取るべき対策は用意しておくべきですが、社会自体の風潮が変わらないと就職をすることは容易ではないでしょう。

自身になにかしらの思いがあり社会人経験なしとなった場合

自分自身に夢や目標があり、新卒で就職活動をするタイミングで就職活動を自らの意思でしなかった場合です。この場合の多くはアルバイトなどの時間の融通が利く仕事を行いながら、目標を追いかける場合が多く、この考え方や行動自体に特に問題はありません。

しかし、ここで問題になる可能性があるのは、アルバイトは社会人経験として認めないという企業が未だに存在しているということです。そもそも、それを社会人経験として認めるか否かは、明確なガイドラインが存在するわけではなく、企業側の裁量に依存することが多いのが現実です。

企業側には企業側の言い分がありますし、正社員に比べてアルバイトは責任が軽く設定されている場合もありますから、どちらの言い分が良いとか悪いとかの話ではありません。そういう対応をされる場合もあり、それも社会通念の1つとして存在していることなのだと理解しておくことが重要です。ただ、最近はこの場合でもなぜその道を選んだのかをしっかりと伝えることができれば、そこまでマイナスにならずになりつつあります。

自身に特に思いはなかったが社会人経験なしとなった場合

これはいわゆるニートのパターンです。ニートの定義は15歳~34歳までの家事、通学、就業をせずに就業訓練も受けていない人となっています。

ただ、この定義に当てはまるからといって、ニートが非難される存在であるとしてしまうのは早計です。何らかの手段で収入を得ていて、自身の生計を自力で立てているのであれば何の問題もなく、咎められる謂われもありません。ニートの定義に当てはまり、かつ収入がなく自身で生計を立てられていなければ少々問題かもしれません。

このパターンは社会人経験なしの中で、就職という1点に焦点を当てるならば一番難しいといえます。面接にしても履歴書にしても、何もないということを露呈することになってしまうからです。また、この場合ニート歴が長くなればなるほどコミュニケーション能力の低下や、精神疾患を併発している場合も少なくないので、より一層課題の解決を難しくしています。

社会人経験なしでは就職のハードルは高くなることが多い理由

社会人経験なしと履歴書に書く事はためらわれることだと思います。これはなぜ社会人経験なしとなっているのか等の理由などはあまり関係なく、現在の日本社会においてはこの社会人経験なしというラベルは、貼られた時点で何かしらの問題を抱えている、社会不適合者とすら思われる可能性も少なくはないからです。

理由の如何が基本的には気にされないことが根本的な問題といえるかもしれませんが、社会通念の一種ですから一朝一夕に変えられることではないでしょう。

就職をしようと考えた時、業種にもよりますが最近は特に即戦力が求められる傾向が強く見受けられます。終身雇用制度の崩壊や様々な経済事情などによって、社員教育に時間と費用を掛けるという考え自体が薄れていることが要因の1つです。

そのような社会的な情勢の中で、先に書いたようなことを内包している社会人経験なしという経歴は、就職において高いハードルになっていると言えるでしょう。この高いハードルを超えて、社会人経験なしの人が就職を目指すには、このことを踏まえた上で作戦を練る必要があります。なんの考えもなしでは、この高いハードルを越えて就職をすることは難しいです。

社会人経験なしで就職を目指すためのステップを考えませんか?

社会人経験があるかどうかの是非や、それを取り巻く社会の考え方などについて考えてきました。社会の風潮や社会人経験なしの人が内包している問題など、解決していくべき課題があることが分かりました。

これらは変えていくべきことですが、周りが変わることを待っているだけでは、ことは上手く進まないでしょう。ここは1つ、社会人経験なしでもそれを不利な要素とせずに就職をするために、どのようなことを行うべきかを考えてみませんか?

社会人経験がないのなら、資格で勝負してみる

精神疾患やニートなどの、少々問題の根が深い場合が多い事例であっても、一番手っ取り早い対策の1つはこの資格を取るということです。社会人経験がないことがマイナスとして評価される要因の1つは、即戦力でないことが多いからというものがあります。

であるならば、即戦力であるということがアピールできれば、この問題を軽くすることができます。少し勉強するだけで誰でも取れるような資格を数だけ多く取得してもイマイチ効果は見込めません。理想は国家資格ですが、そこまでは難しいという場合もあると思います。

そういう場合は実用的な資格がオススメです。自分がやりたい仕事が決まっているならば、当然それに即した資格を取得するべきですが、特にこれといって無いのであれば、どこでも広く重宝される可能性が高い資格を目指しましょう。

最近ではプログラミングなども良いでしょう。一定以上のスキルがあれば自宅での作業などで収入も得やすい業種ですし、社会人経験の有無よりも実質的なスキルの方が重要視されやすい世界であることもオススメする理由の1つです。資格という武器を持っていることはプラスにはなってもマイナスにはなりません。

人が苦手で社会人経験がないのなら、まずは人に慣れる

就職のタイミングを何らかの理由で逃してしまい、社会人経験なしとなっている人の中には、そのことをキッカケとして対人恐怖症などの精神疾患を患ってしまっている場合もあります。

この状態では、どんなに就職したい、社会と関わりを持ちたいと思っても上手くいきませんし、逆にそのことがプレッシャーとなってより症状を悪化させてしまうこともあります。この様な症状が見られる場合は、まずはその症状を緩和、治療することから始めましょう。

1度は心療内科を受診して欲しいですが、そこまでではないと言う人もいると思います。そんな場合は少しずつ外に出て、その行動範囲を広げてみましょう。いきなり不特定多数の人が居る場所に出向くのもショック療法的には悪くはありませんが、症状の悪化のリスクもありますから、少しずつ慣れることをオススメします。

自分の好きなこと、興味のある場所から始めてみると良いでしょう。社会人経験なしがどうこう言う前に、人との会話が最低限できなければ社会生活を営むことは難しいですから、このことが原因であるならば、時間は掛かっても克服する必要があります。まずは、ここからです。

社会人経験なし。専門家に相談すれば上手くいくこともある

自分で探してみて運が悪いと、連続で社会人経験がないことを理由に不採用になることもあります。こうなってしまうと意欲が低下してしまうので良くありません。探し方が悪いとこの状況に出会ってしまう可能性も高くなります。そういう場合は、専門家に相談することをオススメします。

社会人経験なしでも、上手く探せば良い会社や企業は多く存在しています。専門家はプロですから、あなたに合わせてしっかりとそういった案件を探してくれます。当然、自分で探すよりは多くの費用が掛かってしまいますが、代わりに手間と時間を掛けずに済みます。最終的に効率的に問題を解決できるのであれば、決して高い買い物ではありませんから、どうにも上手くいかないと感じたら1度検討してみるのも良いでしょう。

社会人経験なし。いっそ思い切って就職しないのも手段の1つです

社会人経験なし、就職をすることもどこかシックリこない。そんなあなたは、いっそのこと思い切って自営業やフリーランスとして仕事をしていくことも手段の1つです。政府の働き方改革などにも代表されるように、今まさに働き方はあなた自身が選んでいく時代になりつつあります。

就職をして1つの会社で働き続けることが普遍の正義である時代は既に終わりに向かっています。まだ法整備の面などで問題は残っていますが、クラウドソーシングなどを使って自由な時間や環境で働く人も徐々にその数を増していますし、法律が整えば更に働き方は自由になるでしょう。

まとめ

経緯はどうあれ、就職をせずに自力で頑張ってきたのであれば、バイタリティは高いとも考えられます。逆に誰かの下について働くことがそもそも向いていない可能性すらあります。

就職をすることだけが社会人経験なしの人にとっての絶対的な正解ではありません。社会人経験なしであるなら、いっそ思い切って就職しないことも手段の1つとして頭に置いてください。あなたの考え方、やる気次第で社会人経験なしであることなど問題にせず、選べる道はいかようにも拡がっていきます。

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