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【完全ガイド】履歴書の書き方からボールペン選び、お勧め6本も!

履歴書を初めて書く際には、どうやって書けば良いのか、どんな筆記用具で書いたら良いのか迷うと思います。

黒のボールペンを使って手書きで作成するのだと、基本的なことは知っていたとしても、合格するためにはどんな工夫や注意が必要なのでしょう?

履歴書を初めて作成する人も、これまで何度か作成してきたけど、不合格だったり、思うように上手く履歴書が書けないとお悩みの方も多いでしょう。

今回は履歴書の基本的な書き方から、好印象を与えるためのコツ、そして見た目が良くなるボールペンの選び方まで詳しくご紹介します。

もくじ

履歴書は手書きで書かないといけない?

海外では履歴書をパソコンで作成するのが一般的ですが、日本では、一部の企業で履歴書の作成をパソコンでも可、とするところがあるものの、まだまだ手書きの履歴書を求めるところが多いのが現状です。

手書きで履歴書を作成する場合、面接官は文字や書き方から、その人の性格や企業との相性を見ています。

履歴書が手書きでしっかりと作成できているかどうかで仕事ができるかできないかが判断される材料ともなります。その点を考えながら、丁寧に作成するようにしましょう。

手書きで記入するかパソコンで作成するか

手書きを求めるか、パソコンでの作成を求めるかは、職種によっても違う場合が多いようです。

ホテルのフロントやサービス業など、宛名や手紙の手書きが必要となる職種では、手書きの履歴書を求めるところが多いようです。

反対に、日本でも手書きではなくパソコンでの作成を求める企業もあります。代表的な例としては、外資系企業やIT企業です。

パソコンで履歴書を作成する場合は、フリーでダウンロードできるものがあるので、それらを利用すると良いでしょう。

どちらにしても、手書きやパソコンで作成するかは、企業によって違うので、募集要項に記載がない場合は確認することをお勧めします。

面接官に好印象を与えるポイント

手書きの文字は、パソコンでタイプするのとは違って、その人の性格があらわれるものです。字や汚いか綺麗かよりも、丁寧に書かれた文字かどうかは、誰が見ても明らかです。応募の段階で、時間をかけて丁寧に手書きをした履歴書を作成することで、面接官に好印象を与えることができます。

また、記入時に紙がボールペンのインクで汚れたり、折れ曲がったりしてしまわないように注意が必要です。どんなに綺麗な文字で、丁寧に書かれた文字でも、履歴書の紙が汚かったり、ぐちゃぐちゃになっていたりしたら、それを見た人は、作成者がダラしのない人だと思う可能性があります。

文字以外にも全体の印象を良くするために、履歴書が綺麗な状態かどうか、最後にチェックするようにしましょう。

ボールペンで記入しないといけない?

履歴書は正式な書類のため、一度書いたものが消えないように、ボールペンを使用します。鉛筆やシャープペンシルのように、書いても消すことができてしまうものはダメです。

修正するのが簡単だから、鉛筆やシャープペンシルなどを使用すると、ビジネスマナーがない人だと思われるかもしれません。

ボールペンでも、書いて消すことができるタイプのもの(フリクションボールペンなど)も、履歴書作成時には使用しない方が良いでしょう。

このタイプのボールペンは、摩擦熱によって色が透明になる性質を利用した商品です。そのため、直射日光やコピー機の熱などで、書いた文字が薄くなって読みづらくなってしまったり、消えてしまったりする可能性があります。

せっかく時間をかけて作成した履歴書を読んでもらえないと意味がないので気をつけましょう。

記入を間違えた際にどうすればいい?

履歴書には記入する部分がたくさんあって、最後で間違えてしまったり、完成してから読み返してみると、誤字脱字に気づいたりということがあると思います。

でも、間違えてしまったからといって、修正ペンや修正テープを使用するのはダメです。

特に完成してから間違いに気づいた場合に、そこだけ修正したくなる気持ちはわかりますが、修正テープなどを使用するのではなく、面倒でも新しい履歴書の紙を使って始めから書きましょう。

よく間違えてしまう人や、自信がない人は、始めに鉛筆で下書きをしてから、ボールペンで上書きし、鉛筆の文字を消しゴムで消す方法もありますが、上手くなぞれなかったり、なぞると文字があまり綺麗に見えないことも多いのであまりお勧めできません。どうしてもの時以外は、最初からボールペンで記入し、間違えたら新しい紙を使うようにしましょう。

ボールペンはどんなものを選べばいい?

履歴書を手書きで作成する際に、ポイントとなるのは、適切なボールペンを使用することです。

どんなに綺麗に文字が書ける人でも、ボールペンがかすれていたり、インクで紙が汚れてしまっては、好印象を与える履歴書とは言えません。

ボールペンと言っても、様々な色や細さ、インクの種類があります。それぞれの特徴を知り、履歴書作成にお勧めのものを知っておきましょう。

お勧めの中から実際に試してみて、自分にぴったりの1本を見つけて履歴書作成を頑張ってください。

ボールペンの適切な色や細さは?

ボールペンの色は黒を使います。履歴書によっては、黒または青色のボールペンで書きましょうと、記載されていることがありますが、黒色にしておくと無難です。

0.5mmの細さのボールペンが多いのですが、履歴書の場合は0.7mmがお勧めです。履歴書では、面接官が見やすく、好感がもてるような文字を書くことが重要です。

そのためには、少し太めのボールペンで、ハッキリと文字を目立たせることができると、バランスが良く、見やすい文字になります。

フリガナなど小さい文字を書くときには、少し細めのボールペンを使用するなど、部分によって分けて使うのも効果的です。

水性、油性、ゲルインクの特徴は?

ボールペンには、大きく分けて、水性や油性、ゲルインクの3種類があります。履歴書で使用する際にお勧めするのは、ゲルインクです。他に、水性、油性も含めて3種類それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

ゲルインクは水性と油性の良さを合わせ持っています。

水性の書き味と油性の乾きやすさから、履歴書作成に最も適しているタイプのボールペンだといえます。

水に滲みにくく、書きやすいため、企業に郵送で送る際に、雨で濡れてしまうことがあっても、安心です。他のボールペンに比べて、インクが減りやすいことがマイナス面です。

油性ボールペンは裏写りしないことが利点ですが、インクの粘土が高くかすれやすいので、記入する際には注意が必要です。

いきなり履歴書を書き始めるのではなく、試し書きの紙を用意しておいて、そこに書いてみてから、本番の履歴書に書くようにすると安心です。

水性ボールペンは筆圧が軽くて書きやすいのが特徴ですが、水に濡れると消えてしまう恐れがあるため、履歴書の作成時にはあまり適していません。

履歴書作成にお勧めのボールペン6本

同じ太さのペンを使用しても、筆圧に個人差があるため、書いた時に見え方が異なることがあります。

エナ―ジェル (ぺんてる)

エナ―ジェルシリーズは世界130か国で愛用されている大人気ゲルインクボールペン。

ペン先のボールが回転してインクが出る際に、ゲルから液体に変わるのが素早いことから書き味の良さが生まれています。インクの成分に含まれる「高発色着色剤」がクリアで濃い文字にしてくれます。

油性のように乾きやすいのに、書き心地が良いので、履歴書をたくさん書かなければならない時でも手が疲れにくいのがポイント。

水に少し弱いので、履歴書を郵送する際は、クリアファイルに入れるなどして、水に濡れても大丈夫なように対策をしておくと安心です。

ジュース (PILOT)

ペン先の乾燥を防ぐように、従来製品よりも保湿成分を多く配合していることにより、ペン先のかすれがあまりありません。滑るような書き心地で、書き出しがとてもスムーズ。

水性顔料インクを使用し、水に滲みにくいのがポイントです。書き心地が良い水性と水に強い油性の良さを組み合わせたようなボールペンで履歴書にぴったり。

ボールペンのクリップは10万回はさんでも壊れないほど耐久性に優れています。応募先企業の情報を集めたファイルや履歴書の関連書類など、どこかにはさんでおいて、いつでも使いたい時にすぐに使うことができます。

裏にまで文字が写るほどの濃さですが、履歴書なら裏まで写っても問題ないのでしょう。

ジェットストリーム (三菱鉛筆 / uni)

「クセになる、なめらかな書き味」と言われるほど、油性ボールペンにしては、水性のように書き味が良いと評価が高い商品。その秘密は、世界初の新開発されたインクです。

紙にしみこみやすいので、油性ボールペンにありがちな、乾くのが遅くて紙が汚れてしまう心配がありません。

さらに、新しい色材とインクの組み合わせで、従来の商品に比べて黒色の密度が約2倍高くなっています。

そのため、履歴書に記入した際に、くっきりと濃い文字を書くことができて、たくさんの履歴書を見る面接官に力強い印象を与えることができるでしょう。

ただし、油性インクの粘度が高いことから、ペン先が固まりやすいため、履歴書に書き始める前に、試し書きを必ずしたほうが良いでしょう。

それでも昔の油性ボールペンに比べて、ペン先が固まりにくくなっています。

アクロボール (PILOT)

アクロボールのために新しく開発されたアクロインキは、低粘度高発色。従来の油性ボールペンのインクに比べて粘度がその5分の1。そして潤滑剤を配合することで、ペン先のボールがスムーズに動き、なめらかで濃い文字を書くことができます。

グリップ部分には、滑りにくく柔らかい素材のラバーが巻かれていて、特許取得済のタイヤパターンもあります。

それにより、長時間使用しても手が疲れにくくなっています。たくさん書かなければならない履歴書作成の時には特に嬉しいポイントです。

ジェットストリーム同様、水性のような書き味がありながら、油性の良さである耐久性に優れているので、履歴書作成の際にお勧めのボールペンです。

まとめ

いかがでしたか?履歴書の基本的な書き方から、好印象を与えるために気を付けるべきポイントについてご紹介しました。これから初めて履歴書を書く方にも、何度も履歴書を書いてきたけれど、まだ不安要素がある方にも役に立つ情報です。

履歴書はただの紙ではなく、読み手にたくさんの情報を与える大切なものです。

好印象を持ってもらえるか、合格になるかどうかのポイントをおさえておけば、結果は大きく変わるでしょう。

ボールペン選びを参考にしながら、自分に合ったボールペンを見つけて、丁寧に手書きをして履歴書を作成するようにしてください。

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