転職

ピンチをチャンスに!面接の質問に答えられないあなたへのアドバイス3つ

転職活動において最も関門となるのが面接ではないでしょうか?

職務経歴書の提示と違い、採用担当者と面と向かって自分をアピールする面接には、苦手意識を持つ方も多く「質問に答えられなかったらどうしよう」、「答えられなかったら絶対に採用されない」と考える方も少なくありません。

今回はそうした面接に対して苦手意識を持つ方向けに、とっておきのアドバイスを送らせていただきたいと思います。

これを参考に面接の準備・本番に臨んでいただければ、恐れるものは何もありません。ぜひ御覧ください。

もくじ

要シミュレーション!言いよどむのは好都合と考える

すでに面接に苦手意識を持っている方においては、「この質問がくると言いよどんでしまう」というイメージができているのではないでしょうか?

それであれば、その事実は全く恐れることではなく、むしろ好都合といえるでしょう。なぜならあなたはそのイメージへの対策を講じることができるからです。

言いよどむ質問があるならば、思い付く限りそれを書き出してみましょう。そしてそれに対して用いるべき回答を用意し、自分の考えをまとめていきます。

そうした準備ができていれば、面接で言いよどむ可能性は事前に下げることができ、むしろ自分をより良くアピールすることが可能になるでしょう。

言いよどむことが想定できているというピンチをチャンスに変えられるよう意識してください。

面接の質問に答えられないあなたに送るアドバイス3つとは?

面接の質問に答えられないという事実は、その質問の内容の如何だけでなく、あなたの生来の性格や話し方が大きな影響を与えていることをまずは知る必要があるでしょう。

ここではそうした個性について加味した上で、面接への具体的なアドバイスをご紹介させていただきます。

転職をお考えということで、すでに面接のご経験はあるかと思います。面接時のあなたがどのような人物なのかを思い出しながら、実践してみてください。

他の方に手伝ってもらって、アドバイスを実践した上での面接のデモンストレーションを行うのも良いでしょう。

人柄が出る!とにかく落ち着いてゆっくり話そう

人の話し方というものは、対面している相手に与える人柄の印象を大きく左右します。特にその印象は面接などの初対面同士の場合には決定的なものとなり、面接時の印象がそのままあなたの採用可否に影響することも考えられます。

特に話すスピードは重要で、早口で話す人の場合は「自信がない」、「落ち着きがない」、「頼りにできない」といった印象を与えかねません。

ですから、「落ち着いてゆっくり話す」ということは肝によく銘じておきましょう。

もっとも、ゆっくり過ぎるのも禁物ですから、早口にならないように注意しつつも、はきはきとした口調で話すように心掛けると良いでしょう。

詳しすぎてもNG!シンプルに要点を押さえて話そう

面接では自分をアピールするためについつい力が入りがちです。

力が入ると質問に上手く答えられなかったり、質問に答えようとする気持ちが逸るあまり、まわりくどい表現になったりすることがあります。そうなってしまうと、面接のなかであなたが本当にアピールすべき要点もぶれてしまうでしょう。

そうならないために心掛けたいのは「シンプルに要点を抑えて話す」ということです。

面接では自己アピールをする時間が必ずと言っていいほど設けられますが、この時に話す内容は厳選しておく必要があります。

アピールすべき事柄が多いことは良いことですが、優先事項を考え特定の話題に掘り下げる方が好印象を持たれやすいです。

言いよどんでも落ち着いて!結論から入り方向修正しよう

面接の際の質問に言いよどむことがあっても、まずは落ち着くようにしましょう。

想定外の質問をされたり、答えにくい事柄を突かれたりしてしまうと人は焦って当然です。しかし、その焦りを採用担当者(面接官)は簡単に見抜くでしょう。

もっとも、焦ること自体は悪いことではなく、本当に大切なのはその後の受け答えです。この時焦らず落ち着いた後に「結論から入り、方向修正していく」ことを心掛けてみてください。

結論から入っていくことで、会話の内容・意図がシンプルにすることができます。また、その後に理由付けをしていくことによって、相手に対して「この人はロジカルシンキングができる」といった印象を与えることができるでしょう。

職務経歴書あっての面接!ロジックツリーを書いてみよう

今回は面接時に焦点をあてたアドバイスをご紹介していますが、そもそも「面接とは職務経歴書あってのもの」ということを忘れてはいけません。

採用担当者はあなたが記入した職務経歴書を参考に会話を進めていきますし、あなた自身も職務経歴書に書いたキャリア・スキルなどに基づいて会話をするはずです。

つまり、職務経歴書の内容とあなたの考えとがリンクしていれば、あなたは面接でも堂々と話すことができるでしょう。

職務経歴書を書く時は自身のキャリア・スキルに伴う自分の考え方をよく整理しておきましょう。その際は「ロジックツリーを書き、自分の思考を見える化しておく」のも効果的です。

まとめ

面接時の質問に答えられない方というのは一定数いらっしゃいます。そうした問題は自身の話し方や面接前の準備の心掛けのやり方次第で十分に改善することが可能です。

具体的には「落ち着いて話す」、「シンプルに話す」、「結論から入り後から理由付けする」といったことを心掛けてみましょう。

これらをそつなくこなすためにも、事前のデモンストレーションを行うこと、面接時の会話内容を決定する職務経歴書を作り込んでおきましょう。

面接で堂々と受け答えができれば、あなた信頼性は増し、職務経歴書にも泊が付きます。不安なことも多い面接ですが、苦手意識を持っている方は克服に努めてみてください。面接が上手くいけば、あなたの転職活動の成功もグッと近付くはずです。自信を持って臨みましょう。

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