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集中力が2倍に高まる!サラリーマンが実践したい3つのメソッド

「時間通りに仕事が終わらない」「なんとなく集中できなくて仕事がはかどらない」などの悩みは、誰でも一度は経験したことがあるでしょう。しかし、集中力は子供の頃から決まっていて、大人になってから変えられるものではないと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、習慣を少し変えるだけで集中力をつけることはできますし、工夫によって集中力を維持することも可能です。今回はその具体的な方法を紹介しますので、小さなことから実践してみてください。

もくじ

集中力を高めることで仕事がデキる男になれる!

集中力がないと仕事が片付かないだけでなく、仕事のクオリティにも影響があります。気が散ってしまってスムーズに行かず、ストレスを感じるでしょう。一方で、話しかけても気が付かないくらいにひとつのことにのめり込んでいる、という集中力を持っている人もいます。そのような人は決まって仕事のクオリティが高く、時間通りにスケジュールを進めるほどの実力派です。

集中力のない自分と、集中力を持続させている人の違いはどこにあるのだろうと思ったことがある方も多いでしょう。しかし、実際に人が集中できるのは15分程度が限界なのです。集中力が高い人は、短い集中時間を持続させるように様々な工夫をしているに違いありません。高い集中力は、生まれ持った才能だと思う方も多いかもしれません。しかし、大人になった今からでも集中力を上げることができます。集中力が上がれば、仕事ができる人になれます。

パワーアップ!集中力を高めるために実践するべきことは?

集中力を上げるには、大きく分けて「内部的要素」と「外部的要素」があります。脳を鍛えて集中力の幅を広げることは、内部的要素です。一方、気分転換をしたりカフェインなどの覚醒作用があるものに頼ったりする方法は、外部的要素となります。以下では、脳を鍛える運動やストレッチで集中力の容量を増やす方法と、カフェインなどで即効性を得る方法を紹介します。集中力が低いということは、集中力の上げ方を知らないということでもあるのです。

運動で脳を鍛える!定期的な運動で集中力が高まる

長い時間オフィスにこもることが当たり前になっている現代人ですが、当然のように慢性的な運動不足に陥っています。運動不足は肥満や生活習慣病を引き起こすだけでなく、集中力の低下も招くのです。

運動が足りないとストレスが溜まりやすくなり、脳に効率よく酸素が送られません。脳に酸素が足りないとエネルギーが不足するため、集中力が低下するのです。集中力が低下するだけでなく、満足に脳が働かないので仕事の質も落ちてしまいます。

ジムに通ったり仕事終わりに運動したりするのが難しいのであれば、通勤の電車を一駅手前で降りて家や会社まで歩いたり、出勤前や寝る前にしっかりめの筋トレやストレッチをしたりする方法もあります。

アプリで脳トレゲームをして脳をストレッチする

わたしたちが普通に生活している場合、人間の脳は全体の3割ほどしか働いていないのです。脳の3割しか働いていなくても、3割がフル稼働すれば高い集中力を生んで能力が上がります。ゲームなどで脳をストレッチすると脳が働きやすくなるため、続けることで集中力の容量をあげられるのです。脳トレなどのゲームは、一時的な気分転換にも効果があります。仕事で煮詰まってきたと感じたときや、気が散ってしまうときに数分だけアプリを使うことで集中力をとり戻すことも可能です。

カフェインやテアニンのパワーで集中力を高める!

運動以外では、集中力をアップさせる効果がある食事や飲み物を摂るという方法もあります。コーヒーに含まれるカフェインの覚醒効果は有名でしょう。目覚ましの一杯としてや、仕事しながら飲むことで集中力を上げるという人も多いでしょう。チョコレートに含まれるカカオポリフェノールも、集中力を上げるのに効果的です。また、緑茶に含まれるテアニンという成分が、集中力を高めたり脳をリラックスさせたりします。緑茶はカテキンの効果で風邪予防や生活習慣病の予防にもなるため、積極的に飲むのがおすすめです。

仕事がはかどらない…なぜ集中力が持続しないの?

以上では、集中力を上げるための具体的な方法を紹介しました。しかし、集中力が低い原因によっては効果がないこともあります。集中力低下の原因は、周りの環境に左右されるものや自分の内面にある場合もあるのです。付け焼き刃の方法では、原因を取り除かない限り集中力の低下は避けられません。

ストレスを多く抱え込んでいると集中力は低下する

  • 職場環境の人間環境が悪い
  • 抱えきれないほどの仕事量
  • 上司や部下とうまくいっていない
  • 残業ばかりで自分の時間が持てない
  • 家庭で居場所がない
  • 妻にプレッシャーをかけられる

このように、小さなストレスが積み重なっていると集中力は低下します。力を注ぐべき場所がたくさんあると、目の前のことに集中すべきでも余計なことを考えてしまいます。うまくいっていない要素は、判断力を鈍らせたりモチベーションを下げたりするので、結果的にどれも中途半端になってしまうのです。その結果、集中力が発揮できず生産性が低くなり、どんどん状況は悪化していきます。

仕事の環境を改善すると集中力アップにつながる

仕事をする時のデスクを見直してみましょう。机周りが散らかっていて、どこになにがあるか分からなかったり、使いたい物がすぐに出てこなかったりするとストレスを感じませんか?デスクが散らかっていると、余計なものが視界に入ってきて集中しにくくなるのです。また、スマホアプリやパソコンの使い方を見直したり、効率化が図れるグッズをとり入れたりするなど、自分で使いやすいように環境を改善するのも効果的です。仕事の環境はすぐに自分で整えられるので、すぐに実践してみましょう。

水分はまめに補給!栄養が足りていない場合は集中できない

デスクに座りっぱなしだと、栄養不足や水分不足とは無縁だと思うかもしれません。しかし、脳を使って働いている以上はエネルギーを必要とします。人間の体の7割以上が水分でできており、呼吸しているだけで身体の水分は減る一方なのです。

1日に1.5リットル以上の水分を摂ることが推奨されているので、仕事中も積極的に水分補給するのがおすすめです。また、仕事の合間にナッツを食べるもの効果的。身体によい脂肪分が豊富で、すぐに脳のエネルギーになってくれるため、食べ過ぎない程度にとり入れてみてはいかがでしょうか。

規則正しい生活が大事!生活習慣を見直すことで集中力は高まる

集中力が低下する原因は様々ですが、睡眠不足や暴飲暴食、偏った食事などで体内バランスが崩れいていると脳が正常に働けません。無理をしたり自分の好きなように生活を続けたりすると、知らず知らずのうちに集中しにくい体質をつくっていることになるのです。

人間は睡眠をしっかり取ることで、脳の疲労を回復させます。1日6時間以下の睡眠は、ほとんど徹夜と変わらないくらいにパフォーマンスが低下するという研究結果もあるほどです。仕事で忙しいからといって睡眠時間を削ると、脳が回復しきれず集中力は下がったままなので、他の部分を調節して睡眠時間を確保しましょう。

睡眠時間が足りていないという人は、20分程度の昼寝をするようにしましょう。科学的に実証されており、昼寝は集中力を回復させて仕事の成果を上げるという結果があります。横にならなくても、なにも考えず目を閉じて情報をシャットアウトするだけでも頭がすっきりしますよ。

まとめ

「仕事がはかどらないのは集中力が低いせいだ」「集中力は持って生まれた能力だから、どうしようもない」と悩んでいる方は多いでしょう。しかし、集中力が下がる原因を取り除いて、脳をしっかり休めたり活性化させる要素をとり入れることで、誰でも集中力を上げられるのです。

今回紹介した、アプリで脳をストレッチさせる方法や運動でストレスを減らす方法など、日頃の習慣を少し変えるだけで集中力をコントロールできます。集中力を自分で管理できるようになると、ストレスから解放されたり健康的な体質になったりします。このような原因に気づかない人は多いのですが、集中力は持って生まれた素質ではなく、大人になってからでも高められるものなのです。小さなことから自分を変えて、仕事ができる人になりましょう。

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