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変化と合理性、ルーチンワークが苦手なあなたに送る意識改善法

私達の日々の生活はすべてルーチンワークからできています。朝目覚めて身なりを整え、朝ご飯もそこそこに急いで電車に乗り会社へ行く。会社に行けば定例会議に参加し、クライアントとの打ち合わせに行き、午後からデスクワークをこなし、報告書を書いて帰宅する。こうした様々な行動がルーチン化され日々を動かしているのです。ただ、そのルーチンワークに退屈を感じたり、生きづらさを感じたりする方も多いと思います。そこで今回は、そんな方に送る意識改善法をご紹介していきます。ルーチンワークとの向き合い方にお悩みの方はぜひご覧ください。

ルーチンワークの合理性と築き上げたあなたの能力を知る

ルーチンワークは、言ってみれば「同じことの繰り返しと積み重ね」です。慣れてしまえば、それに退屈を感じるのはどうしようもないことではあります。しかし、そのルーチンワークは日々を円滑に進めていくために合理的に組まれているプログラムであり、あなたの生活の指針となるものです。むしろ、日々の生活をルーチン化することができずに、いつも周囲の変化に振り回されて苦労している方は大勢いらっしゃいます。そのため、退屈に思えるルーチンワークも見方を変えればとても優れた生き方であり、それを築き上げたあなたもやはり素敵な能力を持った方といえるのではないでしょうか。

ルーチンワークが苦手とは言いつつも、あなたはそのルーチンワークによって合理的で充実した生活を送れているはずです。振り回されてでもルーチンワークがない方が良いのか、少々退屈でも安定したルーチンワークが存在する方が良いのか。これはあなたが理想として掲げるワークスタイルによって良し悪しは分かれるところですが、まずはルーチンワークのメリットを認めてあげることから始めてみましょう。それができればルーチンワークに対する精神的な余裕が生まれ、苦手意識も改善されていくはずですよ。

ルーチンワークが好きな人の心理と強さを理解する

ルーチンワークを苦手とする方がいる一方で、「ルーチンワークが好きだ」という方もいらっしゃいます。その方達が挙げる理由は以下の通りです。

  • 自分のペースを守ることができる
  • 積み重ねによってそれぞれの作業レベルを上げられる
  • 考えて行動したくない
  • 同じことを繰り返すことが得意

これらはいずれもルーチンワークが持つメリットです。ルーチンワークが好きだという自覚のある人はルーチンワークのデメリットよりもメリットに目を向けているのです。前項でルーチンワークの合理性についてふれましたが、このようにルーチンワークを好きだという方自身の考えにふれることで、あなたが持つルーチンワークへの見方も変えることができるかもしれません。また、ルーチンワークをこなし続ける方に対しては「変化に対する適応力がない」という穿った見方をする方もいますが、そう断定するのは安直過ぎるでしょう。ルーチンワークをこなすのが好きな方は、忍耐強く何事にも黙々と努力できるという強みを持っています。この強みを持ってすれば、不測の事態にも解決に向けて邁進できるはずです。

 

ルーチンワークのメリットに目を向けるか、デメリットに目を向けるかで、あなたがこなしているルーチンワークの価値は0にも1にもできますし、それ以上の価値にすることもできるはずです。そうした価値向上のためのヒントをルーチンワーク好きの方から手に入れましょう。

ルーチンワークに採点・記録方式を取り入れよう

ルーチンワークにやり甲斐を見出すためには、採点・記録方式を盛り込んでいくのがおすすめです。たとえば、プレゼンテーションというルーチンワークにおいては「昨日よりも上司に評価されたので10点満点中8点」、「今日はミスもあったけど、社長からお墨付きをもらえたから10点」といった具合に、です。こうすれば同じ業務でもやり甲斐が生まれるはずです。また、資料作成などの地味な作業においてはタイムを記録することにより、あなたのスキルを磨くことにも役立ちますよ。

一見するとルーチンワークは退屈でやり甲斐のないものかもしれません。しかし、あなたがルーチンワークに価値をつくってあげることで、ルーチンワークは退屈でもなければやり甲斐を感じないものでもなくなるのです。すべてはあなたの工夫次第で、如何様にも面白くすることができます。手帳などで採点・記録結果をメモしておき、数ヶ月後にどれだけ向上したかを見比べてみるのも良いでしょう。以前よりも成長した自分を数字で振り返ることができれば、ルーチンワークのみならず自分という存在そのものにも自身が持てるはずですよ。人はルーチンワークで必ず成長することができるのですから、そのルーチンワークの存在も認めてあげるようにしましょう。

ルーチンワークに取り入れる小さなイレギュラー

ルーチンワークがどうしても退屈だという方は、そのルーチンワークの合間に小さなイレギュラーを挟んでいくことをおすすめします。例えば会議とデスクワークの合間に休憩を挟む、あまり接点のなかった上司に仕事の進捗を報告しつつ雑談をしてみる、同僚と仕事に関する意見交換を行ってみる。こうした小さなイレギュラーを挟むだけでも、ルーチンワークをルーチンワークと感じにくくなりますし、仕事においてはあなたの意識にも、あなたが上から任せられるプロジェクトなどにも、新たな境地が開ける可能性があります。

前項でもお話したようにルーチンワークは合理的なものであり、その存在をやたらに忌避するべきではないといえます。ただ、ルーチンワークを鵜呑みにし続けることはあなたの成長の機会を損ねる可能性もあることですから、ルーチンワークの持つ合理性はそのままに、少しずつ変化を加えていくことは大切です。

脱ルーチンワーク、転職して新しい風を入れる

どうしたってルーチンワークが好きになれない、離れられるものなら離れたいという方は、部署を変えてもらうよう打診したり、いっそのこと転職を考えたりするのも良いでしょう。部署が変われば任せられるプロジェクト、日々の業務が変わりますし、人付き合いも変わってきます。当然、これまでのルーチンワークには大きな方向転換が必要となり、一気にリセットされることになります。おそらく部署を変えてもまた新しいルーチンワークができていくことになるとは思いますが、以前のルーチンワークで不満に思った経験を糧に調整を加えていくことができるでしょう。

ただ、会社によっては日々の進行にある程度決まりきった型があり、部署が変わっただけではルーチンワークに何の変化をもたらさない場合もあります。このようなケースではやはり転職をするくらいの決断をしなければ、そのルーチンワークから脱することはできないでしょう。転職する際には自分にあった社風であるかどうか、どんな業務が日々行われているのかなどをよく調べるようにしましょう。ここでその調査に手を抜いてしまうと、あなたに合っていないルーチンワークのなかに放り込まれてしまいます。

また、会社によっては同じ仕事ばかりを行うのではなく、ベンチャー企業のように新たな事業を展開し続けるような会社もあります。「毎日同じことをしていたくない」、「日々新しいものにふれたい」という方には、このようなベンチャー企業への転職がおすすめかもしれませんね。

承認と変化で上手く付き合えるルーチンワーク

ルーチンワークはその価値を認め、メリットの部分に着眼点を置くことで折り合いをつけることができます。折り合いをつけることができれば、そのルーチンワークのおかげであなたはどんどんと成長していくことができるでしょう。また、どうしてもルーチンワークの苦手意識がとれない方でも、ルーチンワークに採点・記録方式を取り入れたり、イレギュラーな作業を盛り込んだりすることで、退屈さを紛らせることができます。

こういった考え方を実行しても、ルーチンワークが嫌いだと思う場合は転職することをおすすめします。当然のことながら転職すればあなたのワークスタイルに新しい風を吹かせることができ、今まで経験し得なかった仕事に出会うことができるはずですよ。

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