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正社員を目指すならわかものハローワークがおすすめ!

ハローワークは知っているけれど、わかものハローワークという言葉自体、聞きなれない人も多いのではないでしょうか?わかものハローワークとはいったいどのようなサービスなのか、ハローワークとは何が違うのかという点を踏まえて、さまざまな利用方法を解説していきます。

登録方法や利用条件など、知っておきたい情報を説明していきますので、興味のある人は参考にしてみてくださいね。

もくじ

わかものハローワークはどんなところなのか?

まずはわかものハローワークについての概要や、サービス内容について説明していきます。

正社員を目指す若い人向けの職業サービス

わかものハローワークは、正社員を目指している人が利用する目的で、厚生労働省が支援する就職支援機関です。今まで正社員に就いたことがない人を積極的に支援しています。

年齢の上限ですが、「わかもの」という名称が付いているくらいなので、若い人が利用するところで、若い人以外は利用不可なのでは?と考えてしまいますよね。何歳までなら利用できるのか気になるところです。

場所によって違いはありますが、概ね45歳くらいまでの人が利用できます。高校生や大学生の場合は、新卒応援ハローワークがありますので、わかものハローワークは、社会人としてがんばっているけれど、なかなか正社員になれない人用の就職支援機関ということです。

心理カウンセリングや内定後のフォローもあり!

就職活動をしていると、なかなか決まらない焦りから、ストレスなどで精神的に不安定になりやすいものです。そのため、わかものハローワークでは、相談に乗ってくれる心理カウンセリングを実施しています。

それから内定後から入社日までに準備しておくことなど、さまざまな内定後のアフターフォローをしてくれるサービスもあって安心です。正社員を初めて経験する人にとっては、大変ありがたいサービスとなっていますね。

わかものハローワークとハローワークの違いは?

ハローワークは利用したことはあっても、わかものハローワークは未経験という人に、わかものハローワークとハローワークの違いについて解説していきます。

どういう点が違うのか、わかものハローワークを利用するメリットはどこにあるのかをメインに、違いについて理解していきましょう。

担当者制度で充実の職業支援サービスを徹底!

担当者制度とは、ハローワークにはないサービスで、マンツーマンで指導や相談可能な担当者が付いてくれます。ハローワークでは毎回違う担当者に相談なので、逐一同じような説明を最初からする必要も、場合によってはあるかもしれないので、相談に時間が掛かってしまうこともあるでしょう。

しっかりと話を聞いてくれて、適切なアドバイスをしてもらえるのが、担当者制度のメリットです。大いに利用をして正社員として働けるように指導してもらいましょう。

履歴書や職務履歴書の添削サービスも充実!

正社員として入社するためには、それなりにきちんとした応募書類を用意しなければなりません。パートやアルバイトとは違い、応募が通るための内容の濃い履歴書や職務履歴書が必要です。

そのためにわかものハローワークでは、作成した履歴書や職務履歴書をチェックして、添削をしてくれるサービスがあります。こちらのサービスもハローワークではやっていません。見当違いな内容を記載していたり、間違った内容になっている箇所を修正してくれます。

応募が通らないことには、面接まで辿り着けません。添削サービスを利用して、応募が通るようなしっかりとした履歴書・職務履歴書作成をしてみましょう。

面接の練習や就活カリキュラムも受けられる!

ほかにもハローワークにはないサービスで、わかものハローワークでは、面接の練習や充実した就活カリキュラムの実施をしています。

とくに役員による最終面接では、面接の練習は必須とも言えるでしょう。いざ、役員を目の前にすると、前回の面接は何だったのかと感じるくらい緊張するものです。

わかものハローワークでは、最終面接の対策方法を熟知した担当者が練習相手となってくれるので、鋭い指摘や重宝できるアドバイスが聞けるので、とても勉強になります。

就活カリキュラムでは、同じように正社員を目指す若い人たちと一緒に、就職をするための講義を受けられます。同じ目的を持っている同志なので、いろいろな考えが聞けたり、自己啓発の助けにもなるはずです。

週に1度、1カ月間で実施されるので、わかものハローワークを利用するときには、すべての講義に参加することをおすすめします。

わかものハローワークの利用方法

わかものハローワークを利用するには、わかものハローワーク26、わかもの支援コーナー36、わかもの支援窓口182の受付窓口がありますので、近くの受付窓口を訪ねてみてください。受付窓口の設置場所は、各都道府県の労働局に一覧がありますので、参照してみましょう。受付窓口へ訪問し、そこで登録をしてから、利用開始となります。

ちなみに3つの窓口の違いですが、わかものハローワークが最も充実度が高く、次にわかもの支援コーナー、最後にわかもの支援窓口となっています。

少し遠くても充実をしている支援を受けたい人は、わかものハローワークへ行きましょう。

受付・登録の仕方

各受付窓口で、利用したい旨を告げ、申し込み用紙に記入をしましょう。そのあとに、実際にどのサービスを受けるのかを決めていきます。わからないときや迷ったときは、受付にいる職員に相談してみても良いですね。

最初の受付・登録で今後の支援を受けるサービスプランを決めておきます。個別サービスを受けたい人は、どんなサービスがあるのか、何を目的としているのかをあらかじめ決めておくと、登録がスムーズです。

充実したサービスを受けるための気になる費用は?

わかものハローワークで支援を受けるすべてサービスは無料で受けられます。国で運営している機関なので、面接の練習や就活カリキュラムの参加など、すべてのサービスに費用は掛かりません。正社員を目指している人は、ぜひ一度は利用してみることをおすすめします。

ハローワーク同様ブラック企業に注意!

わかものハローワークは、とても充実したサービスを行っている就職活動支援機関ですが、残念なことに登録している企業のなかには、ブラック企業が紛れ込んでいます。これはハローワークと同様ですね。ブラック企業を完全に省くことは大変難しいので、仕方ないかもしれません。

どんなに良い条件の応募案件を見ても、必ず調査が必要です。同じ応募内容で募集を常にかけていないか、応募要項に空欄がないか、仕事内容が明確になっているかどうかをチェックしてみましょう。

少しでも怪しく感じた場合は、まずは担当者に相談してみましょう。事前に職場訪問が可能かどうかなど、対応策でアドバイスを受けることも大切です。

まとめ

充実した就職支援サービスが無料で受けられるので、正社員を目指す20代・30代の人は、ぜひわかものハローワークを利用してみてください。

わかものハローワークの場所が、ハローワークよりも遠いので、通いにくいという人は、とりあえずは近くのわかもの支援窓口へ行ってみましょう。

正社員になりたいなら、どのような対策が必要なのか、就活支援のエキスパートが担当となって貴重なアドバイスをしてくれるので、かなり役立つはずです。

高校や大学を卒業して、正社員になれずにパートやアルバイトで働いている人にとって、わかものハローワークは希望の光となります。無料で簡単に登録できるので、まずは受付窓口で話を聞きに行きましょう。

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