仕事・プライベートに関係なく社会人にとって寝坊することは良いこと決して良いことではありません。「あともう少しだけ寝ても大丈夫…」二度寝、三度寝などを繰り返して気がつけば出社時間をオーバーしているなんて経験がある人も少なくないでしょう。
何度も遅刻を繰り返してしまえば会社からの信頼もなくなってしまいます。「自分でも分からないけど、寝坊しちゃうんだよなぁ」今回は、ついつい寝坊してしまう人の生活習慣や改善策を紹介します。
もくじ
ビジネスマンにとって寝坊は最大の敵!
社会人として時間を守ることは最低限のスキルです。出社時間の数時間前に起きて身支度を整える。持ち物などを確認して会社に向かうということができなければ、完璧な仕事をすることすらできません。
大事な会議、先方との打ち合わせ。会社で実績を残していきたいと望んでいる人にとって、寝坊することは最大の敵と言えます。寝坊ばかりしている社員を放任してくれる優しい会社は少ないはず。最悪の場合、退職させられてしまうこともあるでしょう。
ビジネスマンとしてキャリアアップしていきたいなら、寝坊することは最小限に控える必要があります。激務をこなして疲れた体をしっかり体調管理して、毎日出社することはできる社会人として持っておくべきスキルの1つと言えます。
寝坊しがちな人に共通する生活習慣
「どうしても寝坊しちゃう…」朝、目覚ましが鳴っているにも関わらず、気が付かないうちにアラームを止めてしまう。そんな人は、生活習慣を見直す必要があります。寝坊する原因を突き止めて問題を解決しなければ、問題を改善することはできません。
何故、自分は寝坊してしまうのかを解明して解決策を見出していけば、悪しき習慣も修正することができます。寝坊が多くて会社からの評価も上がらないと悩んでいる人は、寝坊しがちな人に共通する生活習慣を参考に、自分に思い当たるところがないか考えてみてください。
寝る直前までスマホやテレビを見ている
就寝の直前までスマホやテレビを見ている人は、寝付きが悪くなってしまい朝も起きにくい人が多いです。スマホでゲームをしていたり、テレビを遅くまでみている人は自律神経が崩れてしまいやすく深い睡眠をすることができにくくなってしまいます。
「もうちょっとだけ…」そんな気持ちでスマホをいじってしまうと寝る時間も遅くなりがちです。睡眠時間が少なくなれば疲労を回復することが難しくなってしまいます。このような生活習慣を繰り返すと結果的に寝坊する確率も高くなってしまうでしょう。
自律神経は快適な睡眠を得るために大きく関係しています。バランスが崩れてしまうと睡眠障害になることもあるんです。スマホやテレビのライトも刺激が強く眠りにくくなることが分かっています。
もうちょっとだけ…二度寝が習慣化している
寝坊しやすい人は、二度寝が習慣化していることも少なくありません。何故なら一度も起きずに寝坊することは少ないからです。目覚ましで起きたにも関わらず「もうちょっとだけ…」と二度寝することで出勤時間を過ぎてしまうんですね。
昨夜の寝付きが悪いせいで、眠気がとれずにいる人や、冬場に毛布から出ることができずについつい寝坊してしまう人の多くが二度寝が原因になっています。二度寝の習慣を改めるのはなかなか難しいものですね。
また、二度寝に共通する特徴として「どんなに寝ても足りない」と感じてしまうことがあります。寝て起きることを何度繰り返しても深い睡眠を得ることはできません。より深い睡眠を得るには二度寝ではなく生活習慣を見直す必要があります。
ストレスによってホルモンバランスが崩れている
仕事やプライベートなどで蓄積したストレスによって睡眠の質が悪化している可能性もあります。ハードな仕事や、気の合わない上司などに説教をされるような日常の人は注意が必要です。ストレスは睡眠を妨げる大きな原因になります。
ストレスによってホルモンバランスが崩れると睡眠障害だけでなく、うつ病をはじめとする精神病を患ってしまうこともあるんです。ストレスの多い生活習慣で、発散する方法を知らない人は今すぐに生活を見直す必要があります。
ホルモンバランスを正常に戻すには生活習慣を一新するのが最善策です。しかし、一度精神を病んでしまうと、なかなか立ち直ることができません。自分ではどうしようもない場合は、専門医に相談することも必要です。
寝坊しがちな人がするべき対策方法
どうしても寝坊してしまう時がある。そんな人は対策を講じる必要があるでしょう。何度も同じミスを繰り返してしまうのは、根本的な原因が解決できていないからに他なりません。疲労が蓄積しているなら、どこかでリフレッシュする必要があります。
二度寝を繰り返す生活習慣。寝付きが悪く夜更かしをしてしまう人。寝坊する原因はひとそれぞれ違います。具体的にどのような対策をすれば良いのでしょうか?ここからは寝坊する人が実行すべき基本的な対策方法を紹介します。
基本中の基本!アラームはスヌーズ設定に
寝坊対策の基本中の基本とも言えるのが、アラームをスヌーズ設定にすることです。スマホで目覚ましを設定している人は、スヌーズ設定をオンにしましょう。ポイントは複数のアラームでスヌーズ設定を実行することです。
1つのアラームでスヌーズ設定をした場合、寝ぼけてアラームをオフにしてしまうとその時点でアラームが終了してしまいます。複数のアラームを設定してスヌーズをオンにしておけば、1つのアラームを切ってしまっても次のアラームで目覚めることができます。
例えば7時に起きたい場合、6時45分、7時、7時15分と個別にアラームを設定して、それぞれのスヌーズ機能をオンにしておきます。こうすれば、万が一、6時45分のアラームを停止してしまっても、7時、7時15分のアラームで目覚めることができます。
就寝1時間前からスマホやテレビを使わない
寝坊をする根本的な原因として、夜更かししてしまうことが上げられます。夜遅くまで起きていれば朝起きるのは相対的に辛くなってしまうでしょう。その最たる原因になるのが就寝直前までスマホやテレビを見てしまうことにあります。
長時間スマホをいじってしまう習慣がある人は、就寝1時間前からスマホ、テレビなどを一切触らないようにしてみてください。「何もすることがないと落ち着かない」という人は、読書などをする習慣を作ると良いでしょう。
就寝1時間前から読書をすることで、心が落ち着いて自然と眠気が来るようになります。スマホやテレビはついつい長時間閲覧したくなりますが、読書ならそういった現象はおきません。スマホやテレビを見ない習慣を作るだけで睡眠の質がアップします。
適度な運動を取り入れて体を動かす
ストレスに押しつぶされそうな人は「ストレスの発散場所がない」人が多いです。そんな人はまず「体を動かすこと」に力を入れてみましょう。ストレスは精神的な問題です。しかし、体と心(精神)は繋がっています。
体と心のバランスが崩れると精神的な病を患いやすいことが分かっています。現代人の仕事はオフィスワークが多く、体を動かすことなく1日過ごしてしまうことが多いです。そんな生活を続けてしまうと睡眠障害を引き起こしてしまいます。
日常生活でフィットネスなどの運動を取り入れることは、睡眠の面から見ても非常に大きな効果があります。体に疲労感があれば、自然と眠気も襲ってくるものです。ジョギングなどの軽い運動でも効果があるので、深い眠りを求めている人は試してみてください。
まとめ
今回は、寝坊しがちな人の生活習慣と改善策を紹介しました。寝坊してしまう人の特徴は、快適な睡眠ができない生活習慣が大きく関わっています。眠ることは人間の健康面をタモツ上で非常に重要な要素の1つになっています。
キャリアアップを狙っているにも関わらず、度々寝坊をしてしまう人は生活の質を改善することが重要と言えるでしょう。深い睡眠ができるような生活習慣を手に入れることができれば、朝も快適に起きることができるはず。
なかなか寝付けない人やストレスが原因で睡眠障害を患ってしまっている人も少なくありません。適度な運動やストレッチなどで体から精神の健康バランスを整えるのも大切です。寝坊を未然に防いで、時間の守れる社会人になりましょう。